【枚方】しゃがめない・低い椅子から立てない——膝だけの問題ではないかもしれません

しゃがむと膝が痛い、低い椅子から立ち上がれない——枚方市でお悩みの方へ。しゃがむ動作は足首・膝・股関節の3つが同時に曲がる動きです。どれか1つが動かないと、膝が代わりに深く曲がることになります。膝だけを見ない考え方と、受診の目安を臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • しゃがむ動作は、足首・膝・股関節の3つが同時に曲がる動きです。
  • どれか1つが曲がりにくいと、その分まで膝が引き受けます
  • だから「しゃがむと膝が痛い」は、膝以外に原因があることがあります。
  • 膝を鍛える前に、足首と股関節が動いているかを見ます。
  • 引っかかって伸ばせない・急に腫れて熱を持つ——このときは医療機関へ

床のものが拾えない。低い椅子から、手をつかないと立てない。お風呂の椅子が少しずつ高くなっていく——。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、**「しゃがむ動作でつらいとき、原因が膝にないことがある」**ということです。

しゃがむとき、体では何が起きていますか?

しゃがむという動作は、足首・膝・股関節の3つが、同時に曲がる動きです。

3つが同じくらいずつ曲がれば、負担は分かれます。ところが、どれか1つが曲がりにくくなっていると、足りない分を残りが引き受けることになります。

たとえば足首が硬くて前に傾きにくいと、体は後ろに倒れそうになります。それを防ぐために、膝をより深く曲げ、上体を前に折る。膝の仕事だけが増える。

股関節が動きにくいときも同じです。股関節が畳まれない分、膝がその角度を稼ぎます。

痛んでいるのは膝でも、動けていないのは足首や股関節かもしれない。 これが当院の見方です。

なぜ「痛い場所=悪い場所」ではないのですか?

当院の考え方の中心に、「痛い場所に、原因はない」ことが多い、という見方があります。

痛みを出しているのは、多くの場合、動かない場所をかばって頑張りすぎた側です。膝は、足首と股関節にはさまれた真ん中の関節です。上下のどちらかが仕事をやめれば、真ん中がその分を背負います。

だから膝が痛む。膝が弱いからではなく、膝が働きすぎているからです。

この見方そのものについては、痛み・しびれの本当の原因は「意外なこと」にまとめています。膝の痛みを「軟骨のせい」だけで片づけない考え方は、膝の痛みで歩くのが怖い方への記事をご覧ください。

※この見方は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に確定した定説ではありません。

どの場面でつらいかで、見るところが変わります

つらい場面よく言われること当院が見るところ
しゃがみ込むとき膝の軟骨・関節足首が前に傾けているか
低い椅子から立つとき太ももの筋力股関節が畳まれているか・骨盤が動くか
階段を下りるとき膝のクッション反対の脚と、体を支える側の股関節
正座をするとき膝の曲がり角度足首・足の甲の柔らかさ

※あくまで目安です。複数が重なることもあります。

階段の下りが特につらい方は階段の上り下りで膝が痛い記事、正座がつらい方は膝の内側が痛い・正座がつらい記事もあわせてご覧ください。

しゃがめないとき、やらないほうがいいこと

足すことより、やめることから始めてください。

  • 痛いのに無理に深くしゃがまない。 「動かせば柔らかくなる」とは限りません。痛みを押し切った動きは、体をさらに守りに入らせます。
  • 膝だけを鍛えようとしない。 働きすぎている場所に負荷を足すことになります。
  • 膝を強く揉まない。 こっているように感じても、そこは被害者のことが多い場所です。
  • しゃがむのをやめてしまわない。 まったく使わなくなると、動ける幅はさらに減ります。痛みが出ない範囲の動きまで手放さないでください。
  • サポーターに頼りきらない。 支える道具は一時的には楽ですが、支えられている間、その関節は仕事をしていません。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
しゃがめないのは膝が悪いから足首・股関節が動かない分を、膝が引き受けていることがある
太ももを鍛えれば立てるようになる働きすぎている側を鍛える前に、動いていない側を動かす
年齢だから仕方ない同じ年齢でもしゃがめる方はいる。差は年数ではなく動きの分担
痛くても動かしたほうがよい痛みを押し切る動きは、体を守りに入らせることがある

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

こんなときは医療機関へ

膝が引っかかって伸ばせない・曲げきれない、力が抜けてガクッと崩れる、急に腫れて熱を持ち赤くなった、体重をかけられない、転んだあとから痛みが強い、じっとしていても痛む、夜間に痛みで目が覚める、発熱をともなう——こうしたときは、整形外科などの医療機関にご相談ください。

診断は医師の役割です。 変形性膝関節症などの診断や、手術・注射が必要かどうかの判断は、医療機関で受けてください。当院は医療機関での治療を否定するものではありません。

大黒整骨院の施術

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

しゃがむ動作でつらい方の場合、膝そのものより、足首と股関節から確認することが多くあります。真ん中の関節だけを見ても、上下が動いていなければ、また同じ分担に戻るためです。

「膝が悪いから」で終わらせる前に、枚方市の当院へ一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • しゃがむのは、足首・膝・股関節の3つが同時に曲がる動きです。
  • どれか1つが動かないと、その分を膝が引き受けます
  • だから「しゃがむと膝が痛い」の原因が、膝以外にあることがあります。
  • 膝を鍛える・揉む前に、足首と股関節が動いているかを見ます。
  • 引っかかって伸ばせない・急な腫れや熱・体重をかけられない——医療機関へ

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大黒整骨院 大黒 充晴

膝(ひざ)の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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