【枚方】親戚の子と走って、太ももの裏が——久しぶりの全力

お盆に親戚の子どもと遊んで、久しぶりに全力で走ったら太ももの裏が痛い——枚方市の方へ。走れなくなったのではなく、走る動きを何年もしていなかった体に起きたことです。まず医療機関で確認したいサイン、坐骨神経痛との違い、回復してからの下地づくりを臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 走れなくなったのではなく、走る動きを何年もしていなかった体に起きたことです。
  • 歩けない・体重をかけられない・内出血・へこみがあるときは、まず医療機関へ。
  • 「肉離れかどうか」を決めるのは医師の役割。整骨院では診断できません。
  • 痛んだ太ももの裏は、股関節と背中の分まで引き受けた側のことがあります。
  • 直後に伸ばして確かめない・揉まない。動かしてよい時期は、医師の判断に従って。

お盆に集まった親戚の子どもに「鬼ごっこしよ」と誘われた。断るのも大人げないので、笑いながら数歩、全力で走った。

その瞬間、太ももの裏に「ビキッ」——。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、走れなくなったのではなく、走る動きを何年もしていなかったということです。年齢の問題として片づけないでください。

まず、医療機関で確認してほしいサイン

次のどれかがあるときは、この記事を読むより先に受診してください。

  • 歩けない、その脚に体重をかけられない
  • 時間がたってから、あざのような内出血が出てきた
  • 触ると、その部分がへこんでいる感じがある
  • 「ブチッ」と音がした、切れたような感覚があった
  • 痛みが日ごとに強くなる
  • 急に出たしびれや、力の入りにくさがある

いわゆる「肉離れ」と呼ばれるものかどうか、どの程度かを判断するのは医師の役割です。当院を含む整骨院で診断はできません。程度によっては、動かしてよい時期の見通しが変わります。早く確認しておくほど、そのあとが決めやすくなります。

太ももの裏は、骨盤と膝をまたいでいます

だから、太ももだけの問題では終わりません。

太ももの裏の筋肉(ハムストリング)は、骨盤の下(坐骨)から始まって、膝の下までつながっています。股関節と膝、二つの関節をまたぐ筋肉です。

走るとき、この筋肉は二つの仕事を同時にしています。

  • 脚を後ろへ送る——股関節側の仕事
  • 前へ振り出した脚にブレーキをかける——引き伸ばされながら力を出す仕事

このうち、きついのは二つ目です。引き伸ばされながら力を出すという働き方は、日常生活ではほとんど出番がありません。歩いているだけでは、その出番は来ないのです。

だから「毎日よく歩いています」という方でも、久しぶりの全力では太ももの裏に負担が集中します。

痛んだ場所は、引き受けた側かもしれません

同じように走っても、痛める人と痛めない人がいます。

当院がいつもお伝えしているのは、痛い場所と、原因の場所は違うことが多いという見方です。

股関節が後ろへ送れない、背中が動かない——その分の仕事は、どこかが肩代わりします。走るという動作では、その肩代わり先が太ももの裏になりやすい。つまり痛んだ場所は、動かない場所の代わりに働きすぎた側である可能性があります。

「筋肉が硬いから痛めた」「筋力が足りないから」と結論を急がないでください。硬さも弱さも結果のことがあります(筋肉の硬さ・ゆがみ・筋力不足という説明について)。

※この見方は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に証明された定説ではありません。

坐骨神経痛とは、どう違いますか?

きっかけがあるかどうかが、大きな手がかりです。

走った直後の太ももの裏の痛み坐骨神経痛でよく聞く訴え
きっかけ走った瞬間とはっきり言えるはっきりしないことが多い
痛む範囲太ももの裏のある一帯お尻から脚の後ろへ広がる
感じ方押すと痛い・伸ばすと痛いしびれ・電気が走る感じを伴う
悪くなる場面動かしたとき座り続けたとき・夜間

ただし、両方が重なっていることもあります。見分けは医師の役割です。 坐骨神経痛の全体像は枚方の坐骨神経痛ガイド坐骨神経痛のページにまとめています。

やってしまいがちな、やらないほうがいいこと

  • その場で伸ばして、痛みを確かめない。 痛めた直後に「どのくらい痛いか」を確かめる動きは、確かめるたびに刺激を足すことになります。
  • 毎日押して、良くなったか測らない。 押して痛い場所は、痛がっている側です。測っても、原因の側が変わったかは分かりません(押して確かめる癖の記事)。
  • 痛む場所を強く揉まない。 傷んだ直後の組織に強い刺激を足すことは、おすすめしません。
  • 「動かしたほうが早く治る」を自己判断でやらない。 いつから、どこまで動かしてよいかは程度で変わります。医師の判断に従ってください。
  • 翌日また全力で走らない。 子どもの誘いは、歩いて追いかける鬼でも十分成立します。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
準備運動をしなかったから準備より、久しぶりの全力を出したこと自体。まず出さない選択がある
年をとって筋力が落ちたから弱さより、その動きを何年もしていなかったこと。年齢とは別の話
痛む所を揉んでほぐせば早い傷んだ直後に強い刺激を足さない。時期の判断は医師に従う
治ったら、また同じことをするだけ肩代わりさせていた下地を見直せば、次の一歩の受け止め方が変わる

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

こんなときは医療機関へ

上に挙げたサイン——歩けない・体重をかけられない・内出血・へこみ・音がした・痛みが強くなる、そして急に出たしびれや力の入りにくさがあるときは、医療機関の受診を優先してください。

診断は医師の役割です。 そのうえで、動いてよいと言われた時期からの体づくりは、当院でお手伝いできます。

大黒整骨院でできること——回復してからの、下地づくり

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、医療機関での診断が前提です。傷んだ組織が回復していく過程そのものは、体の側の仕事と時間にゆだねる部分です。当院がお役に立てるのは、なぜそこに負担が集まったのかという下地のほうです。

当院では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

体が本来持つ回復力が働きやすい土台をつくること——それが、次に子どもから誘われたときのための準備になります。

来年のお盆も、笑って走れるように。枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 走れなくなったのではなく、走る動きを何年もしていなかっただけです。
  • 歩けない・内出血・へこみ・音がした——このときは、まず医療機関へ。
  • 「肉離れかどうか」の判断は医師の役割。整骨院では診断できません。
  • 太ももの裏は骨盤と膝をまたぐ筋肉。股関節の分まで引き受けやすい場所です。
  • 直後に伸ばして確かめない・押して測らない・強く揉まない。時期は医師の判断で。

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大黒整骨院 大黒 充晴

坐骨神経痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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