【枚方】前かがみになると腰が痛い——反らすと痛い腰痛との違い
洗面台で顔を洗うとき、掃除機をかけるとき、靴下を履くとき——前かがみになると腰にズキッとくる。反らすと痛い腰痛とは、分けて考えます。枚方市の大黒整骨院が、当院の見立てと今日からやめてほしいことをお伝えします。
🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)
- 腰痛は、前かがみで痛むタイプと、反らすと痛むタイプを分けて考えます。つらくなる方向が違えば、気をつけることも変わります。
- 腰の骨(腰椎)が前に曲がる範囲は、構造上そう大きくありません。足りないぶんを腰だけで補うと、腰にてこの負担がかかります。
- 当院の考えでは、前かがみでつらいのは腰が弱いからではなく、股関節やもも裏が動かないぶんを腰が肩代わりしているからです(私見)。
- いちばんやってはいけないのは、痛いのをこらえて前屈ストレッチを続けること。痛む方向への反復は負担を積み重ねます。
- 脚のしびれ・力の入りにくさ・排尿排便の異常があるときは、まず医療機関へ。
朝、洗面台で顔を洗うとき。
掃除機をかけて、ソファの下に手を伸ばすとき。
靴下を履こうと、体を折るとき。
腰に、ズキッとくる。
「腹筋も背筋も足りないんだろう」と、トレーニング動画を探し始める——。
枚方市の大黒整骨院で、最初にお伝えしたいことがあります。
その前に、確かめてほしいことがあります。
腰痛は「どちらでつらいか」で分けて考えます
同じ腰痛でも、当院はまずここを分けます。
- 前かがみでつらい——洗面台、掃除機、靴下、床の物を取る
- 反らすとつらい——洗濯物を干す、高い棚に手を伸ばす、長く立つ
つらくなる方向が違えば、気をつけることも変わります。
この記事は、前者——前かがみでつらい腰の話です。
反らすとつらい方は、腰を反らすとズキッと痛いをご覧ください。
なお、どちらの向きでも痛む・日ごとに変わるという場合もあります。その見極めまで自己判断で進めないでください。
腰は、思っているほど前に曲がりません
前かがみの動きは、腰だけの仕事ではありません。
本来は、股関節が折れ、もも裏がゆるみ、背骨がゆるやかに丸まる——この合算で成り立っています。
ここで、院長がよくお伝えする話があります。
腰の骨(腰椎)が前に曲がる範囲は、構造上、約45度ほどしかない——。
つまり、床にあるものへ手を伸ばすとき、腰だけで届かせようとすると、範囲を超えた負担が腰にかかります。
立ったまま床の物を取る動きが、腰にとっての関節技になる、と院長が言うのはこのためです。
痛くないのは腰が強いだけで、負担は積み重なっていく。
その先にあるのが、ぎっくり腰です。
物の持ち上げ方は、床の物を持ち上げるときのぎっくり腰予防にまとめています。
腰が肩代わりしている——当院の見立て
では、なぜ腰だけで曲げることになるのでしょうか。
当院の見立てはこうです。
股関節が十分に折れない。もも裏がゆるまない。
すると、前かがみという仕事のしわ寄せが、よく動く腰の一点に集まります。
腰は、動かない場所の代わりに曲がり続けている——。
つまり、痛い場所(腰)と、原因の場所(股関節・もも裏など)は別のことが多いのです。
だから、腰だけを揉んでも、腰だけを鍛えても、下地が残っていれば戻ります。
※これは院長の臨床経験に基づく当院の見方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。
「ヘルニアかもしれない」と言われたら
前かがみでつらい腰痛は、椎間板(=背骨の骨と骨の間にあるクッション)と結びつけて語られることが多い症状です。
ただ、画像で椎間板の変化が見つかったことと、いま出ている痛みの原因が同じとは限らない、という考え方も広く知られています。
だからこそ、確かめる順番が大切です。
診断・画像検査は医師(整形外科)の役割です。
そのうえで、当院は体の動きの側から見ていきます。
医療機関でヘルニアと言われた方は、ヘルニアと言われた腰痛との向き合い方もあわせてご覧ください。
前かがみで痛いとき、やってはいけないこと
当院が考える「やってはいけないこと」を挙げます。
① 痛いのをこらえて前屈ストレッチを続ける
「もも裏が硬いから」と、痛みをこらえて前屈を繰り返す。
痛みが出る方向への反復は、負担を積み重ねます。
② 立ったまま床の物を取る
前かがみでつらい腰には、これがいちばんこたえます。
床の物は、しゃがんで取る。足のトレーニングにもなって一石二鳥です。
③ 中腰の作業を、そのまま続ける
洗い物、草むしり、子どものお世話。
中腰が続く作業は、作業面を胸の高さに近づけるだけで、腰の負担の質が変わります。
④ 痛い腰を強く揉む・ボキボキ鳴らす
痛む腰は、頑張りすぎている側です。
強い刺激を足しても、肩代わりの下地は変わりません。
⑤ 痛みをこらえた腹筋・背筋で直そうとする
当院の見立てでは、筋力が落ちたのではなく、持っている筋力を使えていないことが多いのです。
だから当院は、痛みの対処として筋トレを求めません。
世間の常識 vs 当院の考え方
| よく言われること | 当院の考え方 |
|---|---|
| 前かがみで痛いのは腹筋・背筋が弱いから | 筋力は落ちていない。使えていないだけ——だから筋トレは求めない |
| もも裏が硬いから、前屈で伸ばす | 痛みをこらえた反復は負担の積み重ね。頑張る方向が違う |
| 痛い腰を揉んでほぐす | 腰は頑張りすぎた側。当院は揉まない。原因は別の場所を探す |
| 腰が曲がらないのが問題 | 腰は曲がりすぎている側。折れていないのは股関節のことが多い |
| 痛いあいだは動かず安静に | 動かない時間が続くほど固まりやすい。無理のない範囲で日常は続ける |
※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。
今日からできること
- 痛いのをこらえた前屈ストレッチを、今日でやめる
- 床の物は、しゃがんで取る
- 中腰の作業は、作業面を胸の高さに近づける
- 腰を強く揉まない・無理にひねって鳴らさない
- 歩くときは、力を抜いて・ゆっくり・小股で——だいこく式歩き
何かを足すより、腰に余計な仕事をさせないこと。
これが、当院がまずお願いしている「やらない努力」です。
こんなときは医療機関へ
- 脚に強いしびれ・力の入りにくさがある、または進んでいる
- 安静にしていても痛む・夜間に強く痛む
- 発熱を伴う
- 排尿・排便のコントロールがしにくい
- 転倒などのケガのあとから痛い
こうした場合は、整骨院より先に医療機関(整形外科等)を受診してください。
診断・画像検査は医師の役割です。
大黒整骨院の施術——腰に曲げさせている場所から整えます
当院の関節ファシア整体は、痛む腰だけを見ません。
主訴が腰でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、腰に仕事を集めている関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=動きを妨げる「引っかかり」)を探します。
見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、ファシアリリースで引っかかりを緩めます。
強い力や、ボキボキ鳴らす刺激は使いません。
正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。
股関節やもも裏が動きを取り戻すと、腰は曲がり続ける仕事から解放され、体が本来持つ回復力が働きやすい土台が整います(※変化には個人差があります)。
枚方市で「前かがみになると腰が痛い」にお悩みでしたら、腰痛のピラー記事もあわせて、当院にご相談ください。
🟢 かんたんまとめ
- 腰痛は「前かがみでつらい」と「反らすとつらい」に分けて考えます。
- 腰が前に曲がる範囲はそう大きくありません。足りないぶんを腰だけで補うと、負担が集まります。
- 当院は、股関節やもも裏が動いていないぶんを、腰が肩代わりしていると見ています。
- 画像で見つかった変化と、いま出ている痛みの原因が同じとは限りません。診断は医師の役割です。
- 今日からできるのは、痛いのをこらえた前屈をやめる・床の物はしゃがんで取る・中腰の作業は台を高くすること。
- 脚のしびれ、力の入りにくさ、排尿排便の異常があるときは、先に病院へ。
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「腰痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30(月曜・日曜・祝日休診)
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