【枚方】前かがみになると腰が痛い——反らすと痛い腰痛との違い

洗面台で顔を洗うとき、掃除機をかけるとき、靴下を履くとき——前かがみになると腰にズキッとくる。反らすと痛い腰痛とは、分けて考えます。枚方市の大黒整骨院が、当院の見立てと今日からやめてほしいことをお伝えします。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 腰痛は、前かがみで痛むタイプと、反らすと痛むタイプを分けて考えます。つらくなる方向が違えば、気をつけることも変わります。
  • 腰の骨(腰椎)が前に曲がる範囲は、構造上そう大きくありません。足りないぶんを腰だけで補うと、腰にてこの負担がかかります。
  • 当院の考えでは、前かがみでつらいのは腰が弱いからではなく、股関節やもも裏が動かないぶんを腰が肩代わりしているからです(私見)。
  • いちばんやってはいけないのは、痛いのをこらえて前屈ストレッチを続けること。痛む方向への反復は負担を積み重ねます。
  • 脚のしびれ・力の入りにくさ・排尿排便の異常があるときは、まず医療機関へ

朝、洗面台で顔を洗うとき。

掃除機をかけて、ソファの下に手を伸ばすとき。

靴下を履こうと、体を折るとき。

腰に、ズキッとくる。

「腹筋も背筋も足りないんだろう」と、トレーニング動画を探し始める——。

枚方市の大黒整骨院で、最初にお伝えしたいことがあります。

その前に、確かめてほしいことがあります。

腰痛は「どちらでつらいか」で分けて考えます

同じ腰痛でも、当院はまずここを分けます。

  • 前かがみでつらい——洗面台、掃除機、靴下、床の物を取る
  • 反らすとつらい——洗濯物を干す、高い棚に手を伸ばす、長く立つ

つらくなる方向が違えば、気をつけることも変わります。

この記事は、前者——前かがみでつらい腰の話です。

反らすとつらい方は、腰を反らすとズキッと痛いをご覧ください。

なお、どちらの向きでも痛む・日ごとに変わるという場合もあります。その見極めまで自己判断で進めないでください。

腰は、思っているほど前に曲がりません

前かがみの動きは、腰だけの仕事ではありません。

本来は、股関節が折れ、もも裏がゆるみ、背骨がゆるやかに丸まる——この合算で成り立っています。

ここで、院長がよくお伝えする話があります。

腰の骨(腰椎)が前に曲がる範囲は、構造上、約45度ほどしかない——。

つまり、床にあるものへ手を伸ばすとき、腰だけで届かせようとすると、範囲を超えた負担が腰にかかります。

立ったまま床の物を取る動きが、腰にとっての関節技になる、と院長が言うのはこのためです。

痛くないのは腰が強いだけで、負担は積み重なっていく。

その先にあるのが、ぎっくり腰です。

物の持ち上げ方は、床の物を持ち上げるときのぎっくり腰予防にまとめています。

腰が肩代わりしている——当院の見立て

では、なぜ腰だけで曲げることになるのでしょうか。

当院の見立てはこうです。

股関節が十分に折れない。もも裏がゆるまない。

すると、前かがみという仕事のしわ寄せが、よく動く腰の一点に集まります。

腰は、動かない場所の代わりに曲がり続けている——。

つまり、痛い場所(腰)と、原因の場所(股関節・もも裏など)は別のことが多いのです。

だから、腰だけを揉んでも、腰だけを鍛えても、下地が残っていれば戻ります。

※これは院長の臨床経験に基づく当院の見方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

「ヘルニアかもしれない」と言われたら

前かがみでつらい腰痛は、椎間板(=背骨の骨と骨の間にあるクッション)と結びつけて語られることが多い症状です。

ただ、画像で椎間板の変化が見つかったことと、いま出ている痛みの原因が同じとは限らない、という考え方も広く知られています。

だからこそ、確かめる順番が大切です。

診断・画像検査は医師(整形外科)の役割です。

そのうえで、当院は体の動きの側から見ていきます。

医療機関でヘルニアと言われた方は、ヘルニアと言われた腰痛との向き合い方もあわせてご覧ください。

前かがみで痛いとき、やってはいけないこと

当院が考える「やってはいけないこと」を挙げます。

① 痛いのをこらえて前屈ストレッチを続ける

「もも裏が硬いから」と、痛みをこらえて前屈を繰り返す。

痛みが出る方向への反復は、負担を積み重ねます。

② 立ったまま床の物を取る

前かがみでつらい腰には、これがいちばんこたえます。

床の物は、しゃがんで取る。足のトレーニングにもなって一石二鳥です。

③ 中腰の作業を、そのまま続ける

洗い物、草むしり、子どものお世話。

中腰が続く作業は、作業面を胸の高さに近づけるだけで、腰の負担の質が変わります。

④ 痛い腰を強く揉む・ボキボキ鳴らす

痛む腰は、頑張りすぎている側です。

強い刺激を足しても、肩代わりの下地は変わりません。

⑤ 痛みをこらえた腹筋・背筋で直そうとする

当院の見立てでは、筋力が落ちたのではなく、持っている筋力を使えていないことが多いのです。

だから当院は、痛みの対処として筋トレを求めません。

世間の常識 vs 当院の考え方

よく言われること当院の考え方
前かがみで痛いのは腹筋・背筋が弱いから筋力は落ちていない。使えていないだけ——だから筋トレは求めない
もも裏が硬いから、前屈で伸ばす痛みをこらえた反復は負担の積み重ね。頑張る方向が違う
痛い腰を揉んでほぐす腰は頑張りすぎた側。当院は揉まない。原因は別の場所を探す
腰が曲がらないのが問題腰は曲がりすぎている側。折れていないのは股関節のことが多い
痛いあいだは動かず安静に動かない時間が続くほど固まりやすい。無理のない範囲で日常は続ける

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

今日からできること

  • 痛いのをこらえた前屈ストレッチを、今日でやめる
  • 床の物は、しゃがんで取る
  • 中腰の作業は、作業面を胸の高さに近づける
  • 腰を強く揉まない・無理にひねって鳴らさない
  • 歩くときは、力を抜いて・ゆっくり・小股で——だいこく式歩き

何かを足すより、腰に余計な仕事をさせないこと。

これが、当院がまずお願いしている「やらない努力」です。

こんなときは医療機関へ

  • 脚に強いしびれ・力の入りにくさがある、または進んでいる
  • 安静にしていても痛む・夜間に強く痛む
  • 発熱を伴う
  • 排尿・排便のコントロールがしにくい
  • 転倒などのケガのあとから痛い

こうした場合は、整骨院より先に医療機関(整形外科等)を受診してください。

診断・画像検査は医師の役割です。

大黒整骨院の施術——腰に曲げさせている場所から整えます

当院の関節ファシア整体は、痛む腰だけを見ません。

主訴が腰でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、腰に仕事を集めている関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=動きを妨げる「引っかかり」)を探します。

見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、ファシアリリースで引っかかりを緩めます。

強い力や、ボキボキ鳴らす刺激は使いません。

正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。

股関節やもも裏が動きを取り戻すと、腰は曲がり続ける仕事から解放され、体が本来持つ回復力が働きやすい土台が整います(※変化には個人差があります)。

枚方市で「前かがみになると腰が痛い」にお悩みでしたら、腰痛のピラー記事もあわせて、当院にご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 腰痛は「前かがみでつらい」と「反らすとつらい」に分けて考えます。
  • 腰が前に曲がる範囲はそう大きくありません。足りないぶんを腰だけで補うと、負担が集まります。
  • 当院は、股関節やもも裏が動いていないぶんを、腰が肩代わりしていると見ています。
  • 画像で見つかった変化と、いま出ている痛みの原因が同じとは限りません。診断は医師の役割です。
  • 今日からできるのは、痛いのをこらえた前屈をやめる・床の物はしゃがんで取る・中腰の作業は台を高くすること。
  • 脚のしびれ、力の入りにくさ、排尿排便の異常があるときは、先に病院へ。

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大黒整骨院 大黒 充晴

腰痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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