【枚方】お盆の作り置きで腰が重い——台所に立ちっぱなしの日の腰痛

お盆の作り置きや台所に立ちっぱなしの日、腰が重くなる——枚方市の方へ。台所は家の中で唯一、高さを変えられない仕事場です。わずかな前かがみを休みなく支え続けることが腰にきます。しゃがんで取る・作業面を高くするなど、作り置きの日のやらない努力を臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 台所は、家の中で唯一高さを変えられない仕事場です。体の側が合わせ続けています。
  • 腰にくるのは、わずかな前かがみを休みなく支え続けるから。一撃ではなく、じわじわです。
  • 床や低い位置の物は、立ったまま取らずにしゃがんで取る
  • 作り置きは一日で作りきろうとしない。休憩を先に予定へ入れる。
  • 毎回残る腰の重さは、股関節と背中の手伝い不足のサインかもしれません。

お盆に向けて、作り置きをまとめて仕込む日。煮物、揚げ物、常備菜、洗い物の山。

気づけば半日、台所に立ちっぱなし。夕方、腰に手を当てて「うっ」となる——。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、台所は家の中で唯一、高さを変えられない仕事場だということです。

作り置きの日は、なぜ腰にくるのですか?

わずかな前かがみを、休みなく支え続けるからです。

ぎっくり腰のような一撃ではありません。切る、洗う、詰める——どの作業も、ほんの少しだけ前かがみです。

この「ほんの少し」を、腰は何時間も支え続けます。動きが少ないまま支え続けるのは、腰にとって、動き回るよりむしろ大変な仕事です。

前かがみで腰が痛くなる理屈そのものは、前かがみと腰痛の記事に書きました。この記事は、その理屈がいちばん長く続く場面——台所の話です。

台所の高さは、あなたに合わせてくれません

調理台もシンクも高さが決まっていて、合わせるのはいつも体の側です。

椅子なら高さを変えられます。ベッドも枕も選べます。でも、調理台とシンクの高さは、今日も明日も同じです。

背の高さも、腕の長さも、人によって違うのに、です。合わない分は、体が前かがみになって埋めています。

そして腰の骨(腰椎)が前に曲がれる範囲は、構造上それほど大きくありません。深い前かがみは、本来、股関節と背中が手伝ってできる動きです。

股関節や背中の動きが固いと、その手伝いが減った分まで腰が引き受けます。痛むのは腰でも、原因は腰だけではない——これが当院の基本の考え方です。

※この見方は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に証明された定説ではありません。

ふだんの作り置きなら1〜2品でも、お盆前は品数も量も数倍です。同じ台所、同じ高さ、何倍もの時間。腰が重くなるのは、弱いからではありません。

作り置きの日の、やらない努力

足すことより、やめることから始めてください。

  • 床や低い位置の物を、立ったまま取らない。 米袋、大鍋、シンク下の調味料。しゃがんで取ってください。立ったまま腰だけで取る動作は、腰への負担が大きい形です(物の持ち上げ方の記事)。
  • 中腰で続ける作業を、低い場所でしない。 詰め物やこね物は、できるだけ胸の高さに近い場所で。低いテーブルでの中腰作業は避けてください。
  • 一日で全部作りきろうとしない。 品数を2日に分ける、休憩を最初から予定に入れる。頑張りの配分も、立派な腰対策です。
  • 終わった夜、腰を強く揉まない。 半日支え続けて働いたのは腰ですが、原因は腰だけではないことが多いので、揉んでも戻りやすいのです。
  • 「私が全部やらないと」で片づけない。 洗い物だけでも家族に任せると、腰が支え続ける時間はそのぶん減ります。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
立ち仕事の腰痛は足腰が弱いから弱さより、支え続ける時間の問題。股関節と背中の手伝い不足が腰に集まる
台所仕事くらいで腰痛にはならないわずかな前かがみ×数時間は、腰が支え続けるには十分な負担
痛くなったら湿布を貼って揉みほぐす揉んでも、支え続けた原因の側は変わらない。まず、やらない努力から
年のせいだから仕方ない同じ年齢でも差が出る。差を作るのは年齢より下地(股関節・背中)

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

こんなときは医療機関へ

動けないほどの強い痛み、じっとしていても痛む、急に出たしびれや力の入りにくさ、しびれが広がっていく、発熱を伴う腰の痛み——こうしたときは、医療機関の受診を優先してください。

診断は医師の役割です。 そうでなければ、支え続けた腰の下地は当院で見直せます。

大黒整骨院の施術——腰が引き受けている分の、元をたどります

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

お盆の食卓は、あなたの腰の頑張りでできています。その腰を、来年のお盆まで我慢させないでください。腰痛の考え方の全体は枚方の腰痛ガイドにまとめています。枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 台所は高さを変えられない仕事場。合わせているのは体の側です。
  • 腰にくるのはわずかな前かがみを支え続けるから。弱いからではありません。
  • 低い位置の物はしゃがんで取る。中腰の作業は胸の高さに近い場所で。
  • 一日で作りきらない。休憩と分担を先に決める。
  • 動けない痛み・急に出た、または広がっていくしびれ・発熱を伴う痛みは、医療機関へ。

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大黒整骨院 大黒 充晴

腰痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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