【枚方】温めれば治る、と思っていませんか——お風呂で楽になるのに戻る理由

お風呂やホットパックで温めると楽になるのに、翌日には戻ってしまう——枚方市でお悩みの方へ。温めて楽になることと、原因が解決することは別です。温かさで一時的にゆるむ理由、戻ってくる理由、そして「温めるのをやめる」ではなく「温めるだけで終わらせない」という考え方を、臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 温めると楽になるのは、血のめぐりが増えて、筋肉がゆるみやすくなるからです。
  • でもそれは、その場の変化です。原因そのものが片づいたわけではありません。
  • だから、お風呂の直後は軽いのに、翌朝には戻っているということが起こります。
  • 当院の見方では、戻るのは動いていない場所が、まだ動いていないままだからです。
  • 温めるのをやめる必要はありません。温めるだけで終わらせない、が正しい形です。

「お風呂に入ると、ふっと楽になるんです。でも次の日にはもう元通りで」

枚方市の大黒整骨院で、とてもよく聞くお話です。ホットパック、蒸しタオル、貼るカイロ、長めの入浴——試しておられる方は本当に多い。

この記事でお伝えしたいのは、温めて楽になることと、痛みの原因が解決することは、別の話だということです。

温めると、なぜ楽になるのですか?

温かさが入ると、体の表面近くの血のめぐりが増えて、筋肉がゆるみやすい状態になります。こわばって縮こまっていた部分が、ほんの少し動ける幅を取り戻す。だから「軽くなった」と感じます。

これは実際に起きている変化です。気のせいではありません。

ただ、変わっているのはその時の状態です。温かさが抜ければ、体は元の条件に戻ります。

それなのに、なぜ翌日には戻るのですか?

動いていない場所が、まだ動いていないままだからです。

当院の考え方の中心に、「痛い場所に、原因はない」ことが多い、という見方があります。痛んでいる場所は、たいてい動かない別の場所をかばって、働きすぎている側です。被害者のほうが悲鳴を上げている、という状態です。

温めると、その働きすぎている筋肉は少しゆるみます。だから楽になる。

でも、かばわれている側——動きを失っている関節やファシア(筋膜)の引っかかり——は、温めても動き出しません。翌日また体を使えば、働き者はまた同じようにかばい始めます。だから戻る。

このしくみそのものについては、マッサージや整形外科で楽になっても数日で戻る理由で詳しく書いています。

※温めた効果が戻る理由をこのように説明するのは、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に確定した定説ではありません。

「温めれば治る」と「温めると楽」は、どう違いますか?

言葉が近いので混ざりやすいのですが、意味はまったく違います。

温めると楽(起きていること)温めれば治る(起きていないこと)
変わるものその場の筋肉のゆるみ・血のめぐり動かない場所の可動性
続く時間温かさが抜けるまで
翌朝戻っていることが多い
繰り返すと楽になる時間が短くなっていくことがある

「温めれば治る」の列が空欄なのは、意地悪をしているのではありません。温めることは、動かなくなった場所を動かす手段ではない、というのが当院の見方だからです。

温めていて、注意したほうがよいとき

温めること自体を否定はしませんが、避けたほうがよい場面はあります。

  • ぶつけた直後・ひねった直後。腫れや熱を持っているときに温めるのは避けてください。
  • 熱を持って赤くなっているとき。感染や炎症の可能性があり、判断は医療機関の役割です。
  • 感覚が鈍くなっている場所。低温やけどに気づきにくくなります。
  • 温めないと動けない状態が、何か月も続いているとき。これは温めが足りないのではなく、別のことが必要なサインだと考えています。

なお、季節を問わず体を冷やしすぎないことは大切です。夏の冷房で体の深いところが冷える話は、季節の変わり目の「深部冷え」にまとめています。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
温めれば血行が良くなって治る温めるとゆるむ。ただし動かない場所は温めても動き出さない
楽になったのだから効いている楽になった時間と、原因が減ったことは別
戻るのは温め方が足りないから戻るのは、かばわれている側が変わっていないから
痛いところをしっかり温める痛いところは被害者のことが多い。温める先が違っている場合がある

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

こんなときは医療機関へ

じっとしていても痛む、夜間に痛みで目が覚める、温めると明らかに悪化する、腫れや熱・赤みがある、しびれや力の入りにくさが出てきた、発熱をともなう、けがのあと痛みが強くなっている——こうしたときは、整形外科などの医療機関にご相談ください。

診断は医師の役割です。 温めてよいかどうかの判断も、こうした症状があるときは自己判断せず、医療機関にご確認ください。

大黒整骨院の施術

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

温めるのをやめてください、とは申し上げません。お風呂で楽になる時間があるなら、それはそれで大切です。ただ、温めた分がすぐに戻ってしまうなら、動いていない場所のほうを探すほうが近道かもしれません。

枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 温めると楽になるのは、筋肉がゆるみやすくなるから。これは実際に起きています。
  • ただしそれはその時の変化で、動かない場所が動き出したわけではありません。
  • だからお風呂の直後だけ軽くて、翌朝は戻るということが起こります。
  • 温めるのをやめる必要はありません。温めるだけで終わらせないのが正しい形です。
  • ぶつけた直後・腫れ・熱・しびれがあるときは、温める前に医療機関へ

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大黒整骨院 大黒 充晴

院についての原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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