【枚方】事故の相手に「この場で示談に」と言われた——応じてはいけない理由

事故の直後、相手から「警察を呼ばずに、この場で示談にしませんか」と言われた——枚方市の方へ。その場では決められないものが3つあります。症状・損害の全体・記録です。警察への届け出が必要な理由、その場での断り方、あとから症状が出たときのために、臨床23年の柔道整復師が整理します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • その場で決められないものが3つ——症状・損害の全体・記録です。
  • 事故の症状は数日たってから出ることがあります。「今は痛くない」は当てになりません。
  • 交通事故の警察への報告は、法律上の義務です。当事者どうしで「なかったこと」にはできません。
  • 断り方はひとことで大丈夫——「警察を呼びましょう」
  • その場のお金の受け取りは慎重に。進め方は保険会社へ確認してください。

事故の直後。動揺しているところへ、相手が近づいてきて言います。

「お互い大ごとにしたくないでしょう。警察は呼ばずに、この場で示談にしませんか」——。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、その場では、決められないものが3つあるということです。

その場で決められない3つのこと

症状・損害の全体・記録。どれも、その場には存在しないからです。

  1. 症状。事故の直後は体が興奮していて、痛みに気づきにくい状態です。首や腰の症状が数日たってから出てくることは珍しくありません(しくみは不調が数日後に出る理由の記事に書いています)。「今は痛くない」は、この先も痛くないという意味ではないのです。
  2. 損害の全体。車の損傷も、体の状態も、修理や検査をして初めて全体が見えます。その場の見た目だけで金額の話をするのは、中身を見ずに値段をつけるのと同じです。
  3. 記録。警察の記録がなければ、後から「事故があった」ことを示すものがありません。症状が出て治療が必要になったとき、自賠責の手続きに必要な証明が用意できず、困るのはご自身です。

そもそも、警察を呼ばない選択はできるのですか?

できません。交通事故の警察への報告は、法律で義務づけられています。

「物損だけだから」「お互い合意したから」で省略できるものではなく、当事者どうしの「なかったこと」は成立しません。

相手が急ぐ事情はさまざまで、その場で推し量ることはできませんし、する必要もありません。どんな事情であっても、届け出という手順は変わらない——それだけ覚えておけば十分です。

断り方も、ひとことで大丈夫です。

「警察を呼びましょう」

責める言葉も、交渉の言葉も要りません。これは相手への対抗ではなく、お互いのための手順です。

その場でやること・やらないこと

その場でやることその場でやらないこと
警察へ届け出る(110番でよい)示談の約束・書面へのサイン
相手の連絡先・車のナンバー・自賠責と任意保険の会社名を控えるその場のお金のやり取り
けが人の確認。必要なら救急へ「痛くないので大丈夫です」と言い切ること
現場と車の写真を撮る相手との金額の話し合い

その場でのお金の受け取りは、慎重にしてください。「解決済み」の扱いにつながるおそれがあり、金額の妥当性もその場では判断できません。進め方は、ご自身の保険会社に必ず確認してください。

事故直後の全体の流れは最初の72時間でやるべき5ステップにまとめています。

帰宅してから、やること

  1. ご自身の保険会社へ連絡。 その場示談を持ちかけられたことも、そのまま伝えてください。
  2. 体の記録を始める。 いつ・どこが・どのくらい痛むか。日付とあわせて。症状が数日後に出たとき、この記録が効いてきます。
  3. 痛みや違和感が出たら、早めに医療機関へ。 事故から受診まで間隔が空くと、事故との関係の説明が難しくなることがあります。

なお、症状が残っている段階で示談を急がないことについては、事故後にやってはいけない3つのことで書いています。その場の示談はこの記事、治療の途中の示談はあちらの記事——場面は違いますが、**「全体が見える前に決めない」**という芯は同じです。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
お互い納得ならその場で済ませても警察への報告は法律上の義務。当事者の合意では省略できない
今痛くないなら大丈夫症状は数日後に出ることがある。直後の「大丈夫」は当てにならない
その場でもらえるお金はもらっておく「解決済み」扱いのおそれ。進め方は保険会社へ確認を
断ると角が立つ「警察を呼びましょう」は対抗ではなく、お互いのための手順

※表の右列は、当院がこれまでのご相談で見てきた範囲での考え方です。保険や法律の判断は、保険会社・警察・専門家にご確認ください。

こんなときは医療機関へ

頭を打った、意識が飛んだ時間がある、強い頭痛や吐き気が続く、急に出たしびれや力の入りにくさがある、しびれが広がっていく、視界の異常、痛みが日ごとに強くなる——このときは手続きより先に、すぐ医療機関を受診してください。

診断は医師の役割です。 当院は医療機関との併院に対応しています(整形外科と整骨院の併用)。

大黒整骨院の施術——「あのとき大丈夫と言ってしまった」あとからでも

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

事故の場で「大丈夫です」と言ってしまって、数日後に痛みが出てきた——そういう方も、あきらめる前にまず保険会社と医療機関に相談してください。体のほうは、当院がお手伝いできます。

事故と自賠責の全体像は枚方の交通事故・むち打ちガイド交通事故のページにまとめています。枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • その場で決められないものが3つ——症状・損害の全体・記録
  • 警察への報告は法律上の義務。当事者どうしで省略はできません。
  • 断り方はひとこと、「警察を呼びましょう」
  • その場のお金は慎重に。進め方は保険会社へ
  • 帰宅したら、保険会社への連絡と日付入りの体の記録を。
  • 頭を打った・急に出た、または広がっていくしびれは、すぐ医療機関へ。

枚方で交通事故を相談するなら大黒整骨院

電気も温熱も使わない、手技中心の関節ファシア整体

まずはお試しください

初回体験¥2,900通常¥8,000

月額会員制(回数券の販売はありません)完全自費。保険診療は行っていません(交通事故は自賠責保険で対応)。

大黒整骨院 大黒 充晴

交通事故の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

Googleマップで見る

関連コラム

WEB予約するLINEで予約