【枚方】お盆の墓参りで腰が——しゃがんだまま、何分いましたか

お盆の墓参りで草を抜いて墓石を拭いて——帰ってきたら腰が重い枚方市の方へ。お墓の掃除は、しゃがんだまま動かない時間と、水桶を運ぶ往復と、砂利や段差が重なります。庭の草むしりとは別ものの負担と、今年からできる段取りを臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • お墓の掃除は、しゃがんだまま動かない時間が長い作業です。
  • そこへ墓石を拭く前かがみ水桶の往復砂利と段差が重なります。
  • 庭の草むしりと違い、自分のペースで区切りにくいのがお墓です。
  • 区画ごとに一度立つ・水は半分ずつ・低い椅子を持って行く。段取りで変わります。
  • 動けない痛み・脚へのしびれ・排尿の異常を伴うときは、医療機関へ。

年に一度、家族でお墓へ。草を抜いて、墓石を拭いて、お花を替えて、手を合わせる。

帰りの車で「あー腰が」と声が出る。翌朝、起き上がるのがつらい——。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、お墓の掃除は「しゃがんだまま、動かない」時間が長い作業だということです。

墓参りの何が、腰にくるのですか?

動かない時間と、種類の違う動作が、短時間に重なるからです。

お墓での作業を分けてみると、負担の中身が見えてきます。

  • 草を抜く——しゃがんだまま、手だけを動かす。姿勢が固定される時間がいちばん長い場面です
  • 墓石を拭く——低い位置は前かがみ、上の面は腕を伸ばして押す。磨く動作は、押す力を体で受け止めます
  • 水桶を運ぶ——水は重く、片手で提げると体が傾いたまま歩くことになります
  • 砂利と段差——足元が不安定なので、しゃがむときも立つときも、体は無意識に踏ん張っています

一つひとつは、たいした作業ではありません。ただ、逃げ場のない姿勢のまま、これが続くのがお墓です。

庭の草むしりとは、別ものです

自分のペースで区切れるかどうかが違います。

庭仕事で腰が重くなる話は、庭の草むしりの記事に書きました。あちらは中腰の前かがみが主役です。

お墓が違うのは、区切りをつけにくいところです。

家の庭なら、途中でお茶を飲み、道具を取りに戻り、電話が鳴れば立ちます。その「中断」が、実は腰を助けています。

ところがお墓では、家族を待たせている、暑いから早く終わらせたい、という気持ちが働いて、しゃがんだまま一気に済ませようとします。年に一度だから、という気持ちも背中を押します。

腰の骨は、思っているほど前に曲がりません

しゃがむ・前かがみは、本来、足首と股関節と背中が手伝う動きです。

腰の骨(腰椎)が前に曲がれる範囲は、構造上それほど大きくありません。低い位置の作業は、足首と股関節、そして背中の手伝いがあってはじめて成り立ちます。

その手伝いが減っている人ほど、同じ墓参りでも腰が引き受ける分が増えます。痛むのは腰でも、原因は腰だけではないのです。

しゃがむこと自体がつらい、立ち上がりで膝にくる、という方はしゃがめない・低い椅子から立てない記事もあわせてお読みください。

※この見方は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に証明された定説ではありません。

今年からできる、やらない努力

一気に済ませない。それだけで、腰の引き受け分は減ります。

  • 区画を区切って、一区画ごとに一度立つ。 「この面が終わったら立つ」と決めておくと、しゃがみっぱなしを防げます。背筋を伸ばして、あたりを見るだけで十分です。
  • 水桶は半分ずつ、二回に分ける。 満杯の桶を片手で提げて歩かない。往復が一回増えても、腰には安い買い物です。
  • 園芸用の低い椅子を持って行く。 しゃがむ姿勢を、座る姿勢に替えられます。折りたたみのものなら荷物にもなりません。
  • 人がいるなら、役割を交代する。 しゃがむ係と、立って水を汲む係を入れ替えるだけで、同じ姿勢の連続が切れます。
  • 無理にその日で完璧にしない。 草は、また生えます。年に一度で全部きれいにしようとしないでください。
  • 夜、腰を強く揉まない。 筋肉の第一の仕事は支えることです。硬くなっているのは支えようと頑張っている状態で、揉んでゆるめるのは支えを削ることになります。

なお、真夏の墓地は日陰が少ない場所です。水分と休憩を、作業より優先してください。腰より先に、熱中症のほうが急ぎます。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
墓参りくらいで腰にくるのは運動不足動かない時間の長さが本体。動作の量ではなく、姿勢の固定時間で見る
暑いから一気に済ませたほうがいい一気にやるほど、しゃがみっぱなしが伸びる。区切るほうが早く帰れます
腰にきたのは年のせい弱さより、足首・股関節・背中の手伝い不足。同じ作業で差が出るのは下地
痛くなったら湿布と揉みほぐし揉んでも、引き受けた原因の側は変わらない。まず、やらない努力から

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方です。

こんなときは医療機関へ

腰の痛みに脚へ広がるしびれや力の入りにくさを伴う、排尿・排便の異常がある、動けないほどの激痛、じっとしていてもズキズキ痛む——こうしたときは、医療機関の受診を優先してください。

診断は医師の役割です。 また、炎天下の作業のあとでめまい・吐き気・頭痛を伴うときは、熱中症の可能性も考えて涼しい場所で休み、早めに相談してください。ぎっくり腰の直後の過ごし方はぎっくり腰の応急対応の記事にまとめています。

大黒整骨院の施術——しゃがみ続けた腰の、元をたどります

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

ご先祖を思う時間が、腰の痛みの記憶で上書きされてしまうのは、もったいないことです。来年も自分の足で行くために、今年の分を持ち越さないでください。

腰痛の考え方の全体は枚方の腰痛ガイドにまとめています。枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • お墓の掃除は、しゃがんだまま動かない時間が長い作業です。
  • 草抜き・墓石拭き・水桶の往復・砂利と段差が、逃げ場なく重なります
  • 庭仕事と違い自分のペースで中断しにくいのが、お墓の負担です。
  • 区画ごとに立つ・水は半分ずつ・低い椅子。一気に済ませないでください。
  • 動けない痛み・脚のしびれ・排尿の異常は医療機関へ。めまいや吐き気は熱中症も。

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大黒整骨院 大黒 充晴

腰痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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