【枚方】更年期から股関節が痛み出した——女性ホルモンと「関節の引っかかり」の関係
大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)
「歩きはじめの一歩」が痛い。
椅子から立ち上がる瞬間。歩きはじめの数歩。
脚の付け根の外側や前側が「ズキッ」として、少し歩くと落ち着く——。
50代前後の女性から、この時期よく伺うお悩みです。
「年のせい」「体重のせい」「筋力が落ちたせい」と言われて、なんとなく納得できないまま我慢していませんか。
更年期に関節の悩みが増えるのは、偶然ではありません。
女性ホルモン(エストロゲン)は、関節・腱・じん帯のコンディションに深くかかわっています。
だから閉経前後にエストロゲンが減ると、手指のこわばり・肩の痛み・股関節の違和感といった関節の悩みが同じ時期に重なりやすいのです。
実際、当院でも更年期の関節痛・朝のこわばりや更年期から増える坐骨神経痛のご相談は、この年代の女性に集中しています。
股関節も例外ではありません。
世間の常識 vs 当院の考え方。
| 世間の常識 | 当院の考え方 |
|---|---|
| 軟骨がすり減ったから痛い | 画像の変化と痛みは必ずしも一致しない。**動きの中の「引っかかり」**を見る |
| 筋力不足だから鍛える | 痛みがある時期は「筋力はあるのに使えない」状態。先に引っかかりを整える |
| 股関節が痛いなら股関節が悪い | 痛い場所=原因とは限らない。土台の骨盤・腰・反対側の使い方から見る |
| ストレッチで柔らかくする | 緩めるほど支えを失うことがある。やさしく・必要な分だけ |
※これは当院の臨床経験にもとづく考え方(私見)です。
痛い場所は「出口」——本当の原因は土台にあることが多い。
股関節は、体重を受け止める土台の関節です。
疲れ・睡眠不足・冷えなどで筋肉の働きが落ちると、関節はわずかに(1〜2mm)ズレた位置で固まり、まわりのファシア(筋膜)に引っかかりができます。
すると体は、その引っかかりをかばって歩き方を変えます。
かばった負担が集まった場所——それが今、あなたの痛む場所です。
つまり股関節の痛みでも、整えるべき場所は股関節そのものとは限らない。骨盤や腰、反対側の脚のこともあります。
これが「痛い場所だけ揉んでも戻る」理由です(50代女性の慢性腰痛でも同じ構図をお話ししています)。
当院の施術——関節ファシア整体。
当院では、揉まない・ボキボキしない・電気や温熱に頼らない施術を行っています。
だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレをやさしく整え、動きの中で引っかかりを見つけてファシア(筋膜)リリースで緩めます。
大事にしているのは、どこを・どの方向へ・どの速さで・何秒——刺激の当て方の精度です。
強い刺激は使いません。効果の感じ方には個人差があります。
おうちでは「頑張らない」でください。
痛い時期のセルフケアは、足し算より引き算です。
やらないこと——痛い付け根を強く揉む・押す。頑張る筋トレ・強いストレッチ。痛みを我慢しての長時間歩行。
そして、座りっぱなしの「安静」も逆効果になりがちです。
おすすめは一つだけ。**力を抜いて・ゆっくり・小股で歩く「だいこく式歩き」**です。人の体は、歩くことで日々の歪みを自然に補正するようにできています。
痛みが強くならない範囲で、散歩感覚でどうぞ。
先に整形外科の受診をおすすめするサイン。
股関節には、医療機関での診断が必要な病気もあります。次の場合は先に整形外科へ。
- 安静にしていても・夜中も痛む
- 痛みが週単位でどんどん強くなっている
- 脚の長さが違ってきた気がする・明らかに動く範囲が狭くなった
- 転倒やけがの後から痛い
すでに「変形性股関節症」と言われた方はこちらの記事もご覧ください。
診断を受けたうえで「手術するほどではない」「様子を見ましょう」と言われた段階の痛みこそ、当院の見立てが役に立つ領域です。
股関節の痛みの全体像は股関節の痛みページにもまとめています。
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「股関節の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・金・土 9:30〜12:00 / 13:30〜16:30、木曜 9:30〜12:00(月曜・日曜・祝日休診)
〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階
京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分