【枚方】客用布団の上げ下ろしで腰が——お盆に家族を迎える側の腰痛

お盆の来客準備で、押し入れの客用布団を下ろして敷いて、毎朝上げて——腰が重い枚方市の方へ。布団は重くてかさばるのに持ち手がない、運びにくい荷物です。迎える側の腰に負担が重なる理由と、来客前にできるやらない努力を、臨床23年の柔道整復師が解説します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 客用布団は重い・かさばる・持ち手がない、運びにくい荷物の代表です。
  • 押し入れの上の段からの下ろし始めは、高い位置の重さを受け止める形になります。
  • 敷く・上げるは床相手の前かがみ。それが人数分×朝晩×日数分重なります。
  • 来客前の余裕がある日に、布団を下の段へ移しておく。一度にまとめて運ばない。
  • 動けない痛み・脚へのしびれ・排尿の異常を伴うときは、医療機関へ。

お盆に、子どもたち家族が帰ってくる。うれしい予定です。

その前に、押し入れの上の段から客用布団を下ろして、部屋に運んで、床に敷く。滞在中は毎朝上げて、毎晩敷いて——気づけば腰が重い。

枚方市の大黒整骨院がこの記事でお伝えしたいのは、布団は、家の中でいちばん運びにくい荷物のひとつだということです。

布団の上げ下ろしは、何が腰にくるのですか?

重くてかさばるのに、持ち手がないからです。

米袋や段ボールなら、体に寄せて持てます。ところが布団は大きくて形が定まらず、体から離れた位置で抱えるしかありません。同じ重さでも、体から離れるほど腰の負担は大きくなります。

しかも客用布団には、場面ごとに別の条件が重なります。

  • 押し入れの上の段から下ろす——頭より高い位置から、重さを受け止める形になります。引き出すまで、どのくらい重いかも分かりにくい
  • 床に敷く・整える——床相手の前かがみと中腰の連続です
  • 毎朝上げて、毎晩敷く——これが人数分×朝晩×滞在日数分、繰り返されます

一つひとつは「布団を運んだだけ」。でも合計すると、迎える側の腰は、滞在のあいだ小さな引っ越し作業を続けているようなものです。

「泊まる側」ではなく「迎える側」の話です

帰省先の慣れない布団で腰が痛くなる——という泊まる側の話は、帰省先の布団の記事に書きました。

この記事はその逆、布団を出し入れする側の話です。寝ている間の話ではなく、運ぶ・敷く・上げるという作業の話。同じ「お盆×布団」でも、腰にくる理由がまったく違います。

そして迎える側のお盆は、布団だけでは終わりません。作り置きで台所に立ちっぱなし、買い出し、掃除。おもてなしの裏側は、腰の連続勤務です。

ここで、当院の基本の考え方をひとつ。腰の骨(腰椎)が前に曲がれる範囲は、構造上それほど大きくありません。前かがみや持ち上げは、本来、股関節と背中が手伝ってできる動きです。その手伝いが減っている人ほど、同じ布団でも腰が引き受ける分が増えます。痛むのは腰でも、原因は腰だけではないのです。

※この見方は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)です。科学的に証明された定説ではありません。

来客前にできる、やらない努力

当日に頑張らない段取りが、いちばんの腰対策です。

  • 上の段に、重い布団をしまい続けない。 来客前の余裕がある日に、客用布団を押し入れの下の段へ移しておく。高い位置から重さを受け止める場面を、あらかじめ無くせます。
  • 一度にまとめて運ばない。 布団は一組ずつ。「二往復は面倒」と感じても、抱える量を半分にするほうが腰には安い買い物です。
  • 床の物を、立ったまま取らない。 敷いた布団まわりの枕やシーツも、しゃがんで取ってください。持ち上げ方の基本は床の物はしゃがんで取る記事に書いています。
  • 滞在中の上げ下ろしを、一人で抱え込まない。 泊まっている家族に「自分の布団は自分で」を頼むだけで、腰の仕事は人数分減ります。
  • 夜、腰を強く揉まない。 働いたのは腰でも、原因は腰だけではないことが多いので、揉んでもまた戻りやすいのです。

常識 vs うちの考え

世間でよく言われるうちの考え
布団の上げ下ろしくらい家事のうち重い・かさばる・持ち手がない×人数分×日数分。立派な力仕事
腰にきたのは年のせい・筋力不足弱さより、股関節と背中の手伝い不足。同じ作業で差が出るのは下地
当日に気合いで一気に済ませる前日までに下の段へ移す・一組ずつ運ぶ。段取りが最大の腰対策
痛くなったら湿布と揉みほぐし揉んでも、引き受けた原因の側は変わらない。まず、やらない努力から

※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。

こんなときは医療機関へ

持ち上げた瞬間の激痛で動けない脚へ広がるしびれや力の入りにくさ、排尿・排便の異常、発熱を伴う腰の痛み——こうしたときは、医療機関の受診を優先してください。

診断は医師の役割です。 ぎっくり腰の直後の過ごし方はぎっくり腰の応急対応の記事にまとめています。そうでなければ、布団仕事で腰が引き受けている分の下地は、当院で見直せます。

大黒整骨院の施術——連続勤務した腰の、元をたどります

大黒整骨院(関節ファシア整体)では、痛む場所だけを見るのではなく、足首から骨盤・背骨・首まで全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動きを止めている本当の原因=関節のわずかなズレと、ファシア(筋膜)の硬結(「引っかかり」)を触診で見つけます

そのうえで、だいこく式関節モビライゼーションで関節のわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。

関節を整えるときはほとんど痛みはありませんが、こわばったファシアの硬結をゆるめるときは痛みを伴うことがあります。強い力やボキボキする刺激は使いません(※変化の感じ方には個人差があります)。

家族が「またおいで」と言われる家は、あなたの腰の頑張りで回っています。見送ったあとの腰の重さを、次の来客まで持ち越さないでください。

腰痛の考え方の全体は枚方の腰痛ガイドにまとめています。枚方市の当院へ、一度ご相談ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 客用布団は重い・かさばる・持ち手がない。家の中でいちばん運びにくい荷物のひとつです。
  • 上の段からの下ろし始め+床相手の前かがみが、人数分×朝晩×日数分重なります。
  • 来客前に下の段へ移す・一組ずつ運ぶ・自分の布団は各自で。段取りが腰対策です。
  • 夜に強く揉まない。毎回残るなら、股関節と背中の下地の見直しを。
  • 動けない痛み・脚へのしびれ・排尿の異常・発熱を伴う痛みは、医療機関へ。

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大黒整骨院 大黒 充晴

腰痛の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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