【枚方】夏にふらつく・転びそうになる——高齢のご家族の『夏の転倒』を防ぐために
大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)
「夏になると、親の足元が急に不安になった」.
立ち上がるとクラッとする。歩いていてつまずく。家の中で何でもないところで足がもつれる——枚方市の大黒整骨院にも、夏になると「高齢の親の足元が心配で」というご家族からのご相談が増えます。
高齢の方の転倒は、骨折や寝たきりのきっかけになりかねません。「年だから」で片づけず、まず安全を確かめることが何より大切です。
この記事は、当院院長の臨床経験と一般に知られる体のしくみをすり合わせた見立てを含みます。ふらつき・転倒の診断や治療は医師の役割です。気になる症状は、自己判断せず医療機関にもご相談ください。
【最重要】まず——こんなふらつきは、ただちに医療機関へ.
体のケアを考える前に、次のようなサインは脳・心臓・脱水・お薬など、重大な原因が隠れていることがあります。ためらわず医療機関(必要なら救急)を受診してください。
- 急なふらつきで立っていられない/片側の手足に力が入らない・しびれる
- ろれつが回らない・言葉が出にくい・顔がゆがむ
- 経験したことのない強い頭痛、物が二重に見える、意識がもうろうとする
- 胸の痛み・動悸・脈の乱れ・気を失う(失神)
- 水分がとれない・尿が出ない・ぐったりして汗も出ない(脱水・熱中症の疑い)
- 何度も転倒を繰り返す/短期間でふらつきが急に強くなった
特に高齢の方は、飲んでいるお薬(降圧薬・睡眠薬・利尿薬など)や血圧・不整脈・脱水がふらつきに関わることがあります。心配なときは、まずかかりつけ医や薬剤師にご相談ください。自己判断でお薬をやめないでください。
これらの危険がない、検査でも大きな異常を指摘されていない——そのうえで「夏になると足元が不安」が続く方へ、体の土台からできることをお伝えします。
「年だから仕方ない」——本当にそれだけでしょうか.
ふらつきや転びやすさを、つい「年のせい」「筋力が落ちたから」だけで片づけてしまいがちです。もちろん加齢も筋力も関係します。でも、当院はそれだけではないと考えています。
| よくある常識 | 大黒整骨院の考え |
|---|---|
| 年だからふらつくのは仕方ない | 年齢だけのせいにせず、脱水・自律神経・足元の使い方など、整えられる土台がある |
| 筋トレで筋力をつければ転ばない | 筋力も大切。でも“頑張りすぎ”は体を固め逆効果のことも。力を抜いた歩き方と足裏の安定が土台 |
| 転ぶと危ないから安静が一番 | 動かなさすぎも、筋力とバランスを落とす。安全な範囲で小股の「だいこく式歩き」を |
| ふらつくのは耳か頭の問題だけ | まず医療で確認を。そのうえで足元・骨盤・姿勢の“使い方”も関わることがある |
痛い場所・つらい場所が、そのまま原因とはかぎりません。足がもつれるのは足だけの問題ではなく、骨盤や股関節の傾き、頭が前に出た姿勢、踏ん張りのきかない足首といった「土台のかたより」が背景にあることがあります。
なぜ「夏」に増えるのか——高齢者ならではの3つの重なり.
夏のふらつきには、この季節ならではの要因がいくつも重なります。
① 脱水と立ちくらみ.
高齢になると、のどの渇きを感じにくく、体に水をためる力も落ちます。気づかないうちに水分が不足し、血圧が下がって立ち上がったときの立ちくらみにつながりやすくなります。「かくれ脱水」は腰やだるさにも関わります(→その腰痛、「かくれ脱水」が隠れていませんか|水と腰の関係)。
② 暑さと食欲低下による体力ダウン.
暑さで食欲が落ち、そうめんだけ・冷たいものばかり、という食事が続くと、体を支える力が落ちます。睡眠不足も重なると、ふらつきや日中のぼんやりにつながります(→寝ても疲れがとれない・朝からだるい|自律神経と首から見直す)。
③ 寒暖差で疲れる自律神経.
外は猛暑、室内は冷房。この温度差を一日に何度も行き来すると、血圧やバランスを自動で調整している自律神経が疲れます。これがふらつき・頭の重さとして出ることがあります(→夏のだるさ・夏バテは自律神経かも|冷房と暑さの寒暖差疲労)。
めまい全般のしくみや危険サインの見分けは、こちらでもくわしく解説しています(→検査で異常なしのめまい・ふらつき|首と自律神経から見直す)。
土台を整える①——足元の安定と「だいこく式歩き」.
転倒を防ぐ土台のひとつが、足元の安定と歩き方です。
不安になると、人はつい足を引きずるように、こわばった「とぼとぼ歩き」になります。ところが、力んで固めた歩きは、かえってバランスを崩しやすく、つまずきやすくなります。
当院がおすすめするのは、その逆。力を抜いて・ゆっくり・小股で運ぶ「だいこく式歩き」です。
- かかとからそっと着き、足裏全体で静かに体重を受ける
- 歩幅は欲張らず小さく。頑張って大股にしない
- 目線は少し前。下を向きすぎない
- 「速く長く」より「ゆっくり安全に」を優先
歩き方の見直しは、腰や膝の負担を減らすうえでも役立ちます(→ウォーキングを頑張っているのに腰・膝が痛い——歩き方を見直す「だいこく式歩き」)。足首の不安定や足の変形が気になる方は、足元そのものの状態も確かめてみてください(→足首をよくひねる「捻挫ぐせ」——繰り返すのは足首だけの問題ではないかもしれません)。
土台を整える②——夏の生活と住まいの工夫.
ご家族が今日からできる、転倒を防ぐ工夫です。
体の中から(夏ならでは)
- こまめに水分を:のどが渇く前に少しずつ。常温の水や麦茶も。※持病で水分制限のある方は主治医の指示を優先。
- 涼しさを保つ:我慢して冷房を切らない。冷気が体に直接当たらないように。
- 食べて・寝て、体力を落とさない:冷たい麺だけに偏らず、たんぱく質も。睡眠リズムを一定に。
住まいの足元(転ばせない環境づくり)
- 床の段差・電気コード・めくれたマットを片づける
- よく通る場所(廊下・トイレ・玄関)に手すり、夜は足元灯を
- 室内でも滑りにくい履き物。スリッパは脱げやすいので注意
- 立ち上がり・起き上がりは一度動作を止めて「ゆっくり」を合言葉に
なお、いきなりのやりすぎの筋トレや無理なウォーキングは逆効果のことがあります。頑張りすぎず、安全な範囲から。これが院長の「やらない努力」の考え方です。
やってはいけないNG.
- 危険なサインがあるのに「様子見」…脳・心臓・脱水を見逃さないため、まず受診を。
- ふらつくのに無理に動き回る…転倒の危険。手すりや人の手を借りて安全第一に。
- 不安だからと体を固めて歩く…とぼとぼ歩きはかえって転びやすい。力を抜いて小股に。
- 「効きそう」と強く揉む・グリグリする…過敏な体は防御で固まり、逆効果のことがあります。
まとめ:まず医療で確かめ、そのうえで「転びにくい土台」を.
- 高齢の方の夏のふらつきは、脱水・自律神経・体力低下が重なって起こりやすい
- 急なふらつき・ろれつ・手足の力が入らない・強い頭痛・意識・繰り返す転倒は、まず医療機関へ(脳・心臓・脱水・お薬の可能性)
- 「年だから」だけで片づけず、足元の安定と歩き方という土台も見直せる
- 力を抜いた小股のだいこく式歩きと、水分・涼しさ・住まいの工夫で転倒を防ぐ
- やりすぎの筋トレ・無理なウォーキングは逆効果のことも。「やらない努力」も大切
大黒整骨院の施術——神経から整える「だいこく式神経整体」.
大黒整骨院では、施術の順番を大切にしています。まずだいこく式神経整体で、神経の反射を利用して関節を整え、自然治癒力が働きやすい土台をつくります。そのうえで、動きを妨げている「引っかかり」を触診で特定し、筋肉・筋膜(ファシア)をその場で整えます。神経・関節を先に整えるからこそ筋肉・筋膜への手技が活き、根本から戻りにくい状態を目指せます(神経N→関節J→筋肉・筋膜M/※変化には個人差があります)。
ふらつきや転倒予防について、当院はふらつきそのものを診断・治療する立場ではありません。医療で危険な原因を確かめていただいたうえで、足首・股関節・骨盤のこわばりや左右差、頭が前に出た姿勢、踏ん張りのきかない歩き方を手で確かめ、転びにくい体の土台づくりをお手伝いします。強く揉んだりボキボキしたりはしません。あわせて、力を抜いた「だいこく式歩き」や、夏の水分・住まいの工夫もお伝えします。
「親の足元が心配」「夏になるとふらつく」——そんなときは、まず医療機関で危険な原因を確認したうえで、枚方市の大黒整骨院へ一度ご相談ください。
関連記事・症状ページ.
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「原因不明の不調の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・金・土 9:30〜12:00 / 13:30〜16:30、木曜 9:30〜12:00(月曜・日曜・祝日休診)
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