【枚方】交通事故のあと、あごが痛い・口が開けにくい

追突されて数日、首だと思っていたら、あくびであごが痛い・硬いものが噛めない。事故のあとのあごの訴えは、首の症状の陰で見過ごされがちです。受診する科・自賠責の考え方・当院が関われる範囲を、枚方の大黒整骨院が整理します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 事故のあとのあごの症状は、首の痛みの陰に隠れて後から気づくことがあります。「言いそびれた」が一番もったいない。
  • 診断は、歯科口腔外科・口腔外科/整形外科の役割です。まず受診し、あごの症状が出ていることを必ず伝えてください。
  • 医師が事故によるケガと認めた症状は、自賠責保険の対象となる場合があります(取り扱いは保険会社にご確認ください)。
  • 当院の考えでは、あごは単独の問題ではなく、首・後頭部のこわばりや、事故後の緊張による食いしばりが重なっていることが多い(私見)。
  • 口が開かない・強い腫れ・発熱・しびれがあるときは、手続きより先に医療機関へ。

追突されたのは、先週のこと。

その日は首と肩の痛みで頭がいっぱいで、整形外科にも通い始めた。

けれど何日かして、別のことに気づきます。

あくびをすると、あごの付け根がズキッとする。

硬いものが噛みにくい。口が前ほど大きく開かない。

「これも事故と関係あるのかな。でも今さら言いにくい」——。

枚方市の大黒整骨院から、まずお伝えしたいことがあります。

気づいた時点で、伝えてください。それが一番大切です。

あごの訴えは「後から」気づかれやすいものです

事故の直後、体はどこを守るでしょうか。

多くの方は、いちばん強い痛み——首、肩、腰——に意識を向けます。

そのあいだ、あごの違和感は「気のせいかな」で流されがちです。

食事のとき、あくびのとき、大きく笑ったとき。

日常のふとした瞬間に、はじめて「あれ?」と気づく。

だから、事故から数日〜数週間たってからの相談になることがあります。

事故の不調が時間差で出てくる流れは、交通事故の不調が「数日後」に出る理由で整理しています。

ここでの問題は、症状そのものより記録です。

伝えなければ、カルテに残りません。

残っていなければ、あとで事故との関係を確認するのが難しくなります。

まず受診してください——診断は医師・歯科医師の役割です

順番として、いちばん先にお願いしたいのがこれです。

  • 口が開かない・閉じない
  • あごに強い腫れや発熱がある
  • 外傷のあとにあごが痛む
  • 歯やかみ合わせに変化を感じる

こうした場合は、歯科口腔外科・口腔外科の受診を優先してください。

かみ合わせの確認やマウスピースは、歯科の役割です。

あわせて、事故で通院中の整形外科にも「あごの症状が出ている」ことを必ず伝えてください。

整骨院は、診断や画像検査を行う立場ではありません。

診断は医師・歯科医師の役割で、当院はそのうえで体のケアという役割を担います。

治療費の扱い——自賠責の考え方

手続きの全体像は既存の記事にまとめていますので、ここでは要点だけを。

事故によるケガとして医師が認めた症状については、治療費が相手方の自賠責保険などから支払われ、窓口負担なしで通えるケースが多くなります。

あごの症状も、事故によるものと認められれば、その対象となる場合があります。

ただし、事故から時間が空くほど、事故との関係の確認は難しくなります。

だからこそ「今さら言いにくい」で先延ばしにしないでください。

自賠責の仕組みは、交通事故の治療費は誰が払う?をご覧ください。個別の取り扱いは保険会社にご確認ください(当院は手続きの代行はできません)。

なぜ、あごなのか——当院の見立て

ここからは、当院の考え方です。

あごを動かす筋肉は、首や側頭部の筋肉と深くつながっています。

事故のあと、首まわりがこわばった状態が続くと、あごにも余計な力がかかりやすくなると当院は考えています。

さらに、事故そのものの緊張があります。

体が身構えた状態が続くと、無意識に歯を食いしばりやすくなる。

本来、上下の歯は話す・かむとき以外は触れていないのが自然です。

触れ続ける=あごの関節と筋肉が休めない状態が長引くと、あごまわりに負担がたまっていきます。

つまり当院の見立てでは、あごは単独の問題ではなく、首・後頭部のこわばりと事故後の緊張が重なった結果であることが多いのです。

※これは院長の臨床経験に基づく当院の見方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。診断は医師・歯科医師の役割です。

事故以外のあごの不調については、あごが痛い・口が開きにくいにまとめています。

「事故のあとのあご」でよくある思い込み

よくある思い込み実際のところ・当院の考え
首をぶつけただけなのに、あごは関係ないあごと首の筋肉はつながっている。関係を決めつけず、まず医師・歯科医師に伝える
今さら言うと疑われそう気づいた時点で伝えるのが正解。黙っていると記録が残らない
あごが痛いから、あごだけをほぐすあごは頑張りすぎている側。当院は揉まない。背景の首・後頭部を見る
かみ合わせを自分で調整すれば治るかみ合わせは歯科の領域。自己流で触らない
我慢していればそのうち慣れる慣れるのと、負担が減るのは別のこと

※右列は一般的な流れの目安と当院の考え方です。個別の判断は医療機関・保険会社にご確認ください。

やってはいけないこと

① 「大したことない」と伝えないまま通院を続ける

いちばん多い、そしていちばんもったいないパターンです。

② 口を大きく開けて、動きを何度も確かめる

「まだ開かないかな」と痛みをこらえて繰り返し確認する。

痛む動きの反復は、負担を積み重ねます。

③ あごを強く揉む・押し込む

痛む場所は、しわ寄せを受けている側です。

強い刺激を足しても、背景は変わりません。

④ 硬いもの・大きく口を開ける食べ物を我慢して食べる

つらい時期は、食べ方のほうを変えてください。

こんなときは、手続きより先に医療機関へ

  • 口がまったく開かない・閉じられない
  • あごに強い腫れ、または発熱がある
  • 手足のしびれ、力の入りにくさが進む
  • 強い頭痛・吐き気が続く
  • 意識がぼんやりする

こうした場合は、手続きより体を最優先に、すぐ医療機関を受診してください。

大黒整骨院の対応——あごの背景にある首・後頭部から

大黒整骨院では、整形外科との併院を前提に、交通事故のあとに残る首・肩・腰の不調のケアを行っています。

あごの症状についても、かみ合わせや歯の治療は歯科の役割としたうえで、その背景にある首・後頭部・肩まわりのこわばりという体の側からの見直しをお手伝いします。

当院の関節ファシア整体は、痛い場所だけを見ません。

主訴が首でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動かなくなっている本当の原因——関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=動きを妨げる「引っかかり」)を探します。

見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。

強い力や、ボキボキ鳴らす刺激は使いません。

正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。

こうして、体が本来持つ回復力が働きやすい土台をつくります(※変化には個人差があります)。

自賠責での通い方の全体像は、枚方で交通事故のむち打ち相談|自賠責で自己負担0円の仕組みと通い方をご覧ください。

🟢 かんたんまとめ

  • 事故のあとのあごの症状は、首の痛みの陰にかくれて、後から気づくことがあります。
  • 気づいた時点で医療機関に伝えてください。伝えないと記録が残らず、あとで困るのはご本人です。
  • 口が開かない・強い腫れ・熱があるときは、歯科口腔外科・口腔外科へ。診断は医師・歯科医師の役割です。
  • 医師が事故によるケガと認めた症状は、自賠責保険の対象となる場合があります(細部は保険会社へ)。
  • 当院はあごを、首や後頭部のこわばりと、事故のあとの緊張が重なった結果と見ています。
  • 痛いのをこらえて口を大きく開け閉めして確かめない・あごを強く揉まないこと。

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大黒整骨院 大黒 充晴

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院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

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