【枚方】駐車場でコツン——低速の事故でも「後から痛い」が起こる理由
スーパーの駐車場でバックしてきた車とコツン——車のキズは小さいのに、数日後から首が重い。低速の事故は「体も軽い」とは限りません。駐車場の事故でその場でやること・物損処理の落とし穴・自賠責の考え方を、枚方の大黒整骨院が整理します。
🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)
- 駐車場での低速の事故は、車のキズが小さくても、体も軽く済むとは限りません。不意打ちだと、体は身構えられないからです。
- その場でやることは3つ。警察への連絡・相手の連絡先の確認・医療機関の受診。「これくらいで」と流さないことが大切です。
- 「その場で痛くない」まま物損で処理して、数日後から首や腰が重くなる——駐車場の事故でよくある流れです。
- 駐車場内の事故でも、人身のケガは自賠責保険の対象となる場合があります(取り扱いは状況によるため保険会社に確認を)。
- 強い頭痛・しびれ・力の入りにくさがあるときは、手続きより先に医療機関へ。
スーパーの駐車場。
買い物袋を積み込んでいたら、隣の車がバックでコツン。
へこみは小さい。相手も「すみません」と何度も頭を下げている。
「これくらいで、警察を呼ぶのも大げさかな」——。
その数日後から、首が重い。頭も痛い。
枚方市の大黒整骨院にも、こうした「駐車場の事故のあと」のご相談が寄せられることがあります。
この記事では、駐車場での低速の事故について、「その場でやること」と「後から痛くなったとき」を整理します。
低速の事故は「体も軽い」とは限りません
車の損傷が小さいと、「体も大丈夫」と思いがちです。
でも、当院はそう考えていません。
理由は、不意打ちだからです。
走行中の急ブレーキならまだ身構えられますが、停車中や荷物の積み込み中は、体は完全に無防備です。
予期しない方向からの衝撃には、首まわりの筋肉が反応する間もありません。
低速でも、体に症状を訴える方はいらっしゃいます。
「速度が遅かったから大丈夫」と、速度だけで体への影響を判断しないでください(※症状の出方には個人差があります)。
事故のあと数日たってから症状が出てくる仕組みは、交通事故の不調が「数日後」に出る理由で詳しくお伝えしています。
その場でやることは3つ
駐車場の事故でも、基本は道路上の事故と変わりません。
1つ目は、警察への連絡です。
「私有地だから警察は関係ない」と思われがちですが、駐車場内の事故でも、まず警察へ連絡して指示を受けてください。
届け出がないと、あとで事故の事実を示すものがなく、困ることがあります。
なお、私有地内の事故は道路上の事故と取り扱いが異なる場合があります。証明書や手続きの細部は、警察・保険会社にご確認ください。
2つ目は、相手の確認と記録です。
相手の氏名・連絡先・車のナンバー・保険会社をメモし、現場と車の写真を残します。
その場で「大丈夫です」と言い切ったり、当事者だけの話し合いで済ませたりしないことが大切です。
3つ目は、医療機関の受診です。
痛みが軽くても、当日〜数日以内に整形外科などを受診してください。
事故直後の診断の記録が、ケガと事故の関係を示す土台になります(診断書は医師の役割です)。
事故直後の動き方の全体像は、交通事故に遭ったら最初の72時間でやるべき5ステップにまとめています。
「物損で処理→後から痛い」が駐車場事故の典型です
キズが小さい駐車場の事故は、物損事故として処理されることが多くなります。
そして数日後、首や腰の痛みに気づく——。
物損で処理したあとでも、ケガが分かった場合は、医療機関の診断書をもとに人身事故への切り替えができることがあります。
手続きの流れと注意点は、物損事故で処理したのに後から痛い——人身事故への切り替えで詳しく整理しています。
ここでは1つだけ。
時間が空くほど、事故とケガの関係の確認は難しくなります。
痛みに気づいたら、様子見をせず、早めに整形外科へ。
駐車場ならではの場面にも注意
駐車場では、車どうしだけでなく、こんな事故も起こります。
- 歩いているときに、バックの車に当てられた——買い物カートを押しているとき、車の間を歩いているとき。歩行者として当てられた場合は、歩行中の交通事故をご覧ください。
- 停車中に当てられて、同乗の家族が「なんともない」と言っている——子どもや高齢の家族は、症状をうまく言葉にできないことがあります。数日は様子の変化に気を配ってください。
「駐車場の事故」でよくある思い込み
| よくある思い込み | 実際のところ |
|---|---|
| 低速だったから体は大丈夫 | 不意打ちの衝撃は身構えられない。数日後から症状が出ることがある |
| 私有地だから警察はいらない | 駐車場内の事故でも、まず警察へ連絡して指示を受ける |
| 相手が謝っているから、その場の話し合いで十分 | 連絡先・記録・届け出が、あとのあなたを守る |
| 車のキズが小さいから受診は不要 | 車の損傷と体の症状は別。軽くても早めに受診し記録を残す |
※右列は一般的な流れの目安です。個別の取り扱いは、警察・保険会社・医療機関にご確認ください。
治療費はどうなる?——自賠責の考え方
人身事故として扱われた場合、ケガの治療費は原則として相手方の自賠責保険などから支払われ、窓口負担なし(0円)で通えるケースが多いです。
駐車場内の事故でも、人身のケガについて自賠責保険の対象となる場合があります。
ただし、場所の性質や事故の状況によって取り扱いが異なることがあるため、適用の可否や手続きは保険会社にご確認ください。
自賠責の仕組みの全体像は、交通事故の治療費は誰が払う?——自賠責保険の仕組みをご覧ください。
こんなときは、手続きより先に医療機関へ
- 強い頭痛・吐き気が続く
- 手足のしびれや、力の入りにくさが進む
- 意識がぼんやりする
- めまいがひどく、立っていられない
こうした場合は、手続きより体を最優先に、すぐ医療機関を受診してください。
診断や検査は医師の役割です。整骨院は、そのうえで体のケアという役割を担います。
大黒整骨院の対応——「これくらいで」と我慢しないでください
大黒整骨院では、整形外科との併院を前提に、交通事故のあとに残る首・肩・腰の不調のケアを行っています。
当院の関節ファシア整体は、痛い場所だけを見ません。
主訴が首でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、動かなくなっている本当の原因——関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=「引っかかり」)を探します。
見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、動きを妨げているファシアの硬結をリリースします。
強い力や、ボキボキ鳴らす刺激は使いません。
正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。
※「痛い場所ではなく原因から整える」は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方で、科学的に証明された定説ではありません。
こうして、体が本来持つ回復力が働きやすい土台をつくります(※変化には個人差があります)。
「駐車場のちょっとした事故だから」と我慢していた方も、ご相談いただけます。
自賠責での通い方の全体像は、枚方で交通事故のむち打ち相談|自賠責で自己負担0円の仕組みと通い方をご覧ください。
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「交通事故の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30(月曜・日曜・祝日休診)
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