【枚方】上を向くと首が痛い|あごを引いて見上げていませんか
洗濯物を干す、高い棚の物を取る——上を向いた瞬間に首がピキッ。枚方市の大黒整骨院の院長が動画でお伝えしている、首を痛めない上の向き方(あご→みぞおちの2ステップ)と、それでも繰り返すときに考えたいことをまとめました。
🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)
- あごを引いて上を向くと、首を痛めやすくなります。あごを引く動きは、そもそも下を向く動きだからです。
- 下を向きながら上を向く——体にとっては無理な動きになります。
- 院長がお伝えしている向き方は2ステップ。①あごを少し前に出しながら斜め45度を向く ②その状態のまま、みぞおちを前に出して天井を見上げる。
- 痛みが出る範囲まではやらないでください。無理に見上げないことも立派な選択です。
- 上を向いてめまい・ふらつき・吐き気が出る、腕や手がしびれる——そんなときは、まず医療機関へ。
洗濯物を干そうと、物干し竿を見上げた瞬間。
首の後ろに、ピキッと痛みが走る。
高い棚の物を取るとき。電球を替えるとき。歯科の椅子で上を向いたとき。
「たいして動かしてないのに」と思うのに、首だけがついてこない。
枚方市の大黒整骨院で、こういうお話をよく伺います。
そこで今回は、上を向くという動作そのもののやり方をお伝えします。
姿勢の話ではありません。動き方の話です。
あごを引いて上を向くと、首を痛めます
まず結論からお伝えします。あごを引いたまま上を向くのが、首を痛めるいちばんの原因だと当院は考えています。
意外に思われるかもしれません。
「あごを引く」は、良い姿勢の代名詞のように言われている動きです。
だから多くの方が、上を向くときも無意識にあごを引いたまま、首の後ろを縮めるようにして見上げようとします。
けれど、よく考えてみてください。
あごを引くという動きは、そもそも下を向く動きです。
下を向く動きをしながら、同時に上を向こうとしている。
体にとっては、アクセルとブレーキを一緒に踏んでいるようなものです。
無理な動きになるので、首を痛めます。
※これは院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。
首を痛めない上の向き方——院長がお伝えしている2ステップ
あごを前に出してから、みぞおちで見上げる。手順はこれだけです。
院長が動画でお伝えしている向き方を、そのままご紹介します。
① あごを少し前に出しながら、斜め45度を向く
いきなり天井を狙わないでください。
まず、あごを少し前に出します。引くのではなく、出す。
そのまま、斜め45度あたりを見ます。
② その状態のまま、みぞおちの部分を前に出していく
ここが要です。
あごを前に出して斜め45度を向いた状態のまま、みぞおち(=胸の下、おへその上のあたり)を前に出していきます。
そうすると、そのまま天井が見えてきます。
これが、首を痛めない上の向き方です。
もう一度、順番だけ。
- あごを少し前に出しながら、斜め45度を向く
- そこから、みぞおちの部分を前に出すことで、上に向いていく
痛みが出る範囲まではやらないでください。
途中で首や背中に痛み・つらさが出たら、そこで止めてください。
「がんばって最後までやりきる」種類のものではありません。
※感じ方には個人差があります。上を向くこと自体がつらい時期は、無理に行わないでください。
首だけで見上げようとしていませんか
上を向くのは首の仕事だと思われがちですが、当院の考えでは体全体の仕事です。
みぞおちを前に出す、というのがこの向き方の中心です。
裏を返せば、多くの方は首から上だけで上を向こうとしている、ということでもあります。
当院がふだんお伝えしていることと、まっすぐつながります。
痛い場所は、原因ではありません。
背中や胸まわりが動いてくれないとき、そのぶんの仕事は、よく動く首の一点に集まります。
集まった場所が、悲鳴を上げる。
上を向くという動作でも、同じことが起きていると当院は見ています。
首は、動かない場所の代わりに頑張りすぎている側なのです。
この考え方そのものは、なぜ整形外科やマッサージに通っても不調が戻るのかで詳しくお伝えしています。
※これは院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。
世間の常識 vs 当院の考え方
| よく言われること | 当院の考え方 |
|---|---|
| 上を向くときもあごを引く | あごを引くのは下を向く動き。引いたまま上を向くと無理な動きになる |
| 上を向くのは首の動き | みぞおちから動かす。首だけで見上げようとしない |
| 首を回してほぐしてから見上げる | 揉む・ぐるぐる回すより、動き方そのものを変える |
| 痛くても動かして慣らす | 痛みが出る範囲ではやらない。無理に見上げない |
| 首が弱いから痛める | 弱いのではなく、首だけに仕事が集まっている |
| 毎日ストレッチして柔らかくする | 足すより先に、首に余計な仕事をさせない——やらない努力が先 |
※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。医師や専門家から指示されている運動・リハビリがある場合は、そちらを優先してください。
生活のなかで、思ったより上を向いています
上を向く場面は、数えてみると毎日あります。
- 洗濯物を干す・取り込む
- 高い棚の物を取る
- 電球や照明を替える
- 天井やエアコンの掃除をする
- 美容室でシャンプー台に頭をあずける
- 歯科の椅子で上を向いた姿勢が続く
- 車庫入れやバック駐車で後ろを見上げる
- 電車やホームの案内表示を見上げる
一つひとつは、ほんの数秒です。
だからこそ、やり方が身につくと、その数秒がまるごと変わります。
逆に言えば、痛めやすい向き方のままだと、その数秒が毎日積み重なっていきます。
それでも繰り返すなら、向き方だけの問題ではありません
向き方を変えても痛むときは、もっと手前に原因があります。
正直にお伝えします。
上の向き方は、あくまで「痛めにくくする使い方」です。
すでに背中や胸まわりが固まって動かなくなっている方は、正しく向こうとしても、みぞおちが前に出てくれません。
その場合、いくら動き方を意識しても、首に仕事が集まる状態は変わりません。
「振り向いた」「見上げた」という動作は、痛みのきっかけであって、根っこではない——この見方は振り向くと首が痛い・急に首が痛くなったでお伝えしているとおりです。
また、上を向くのがつらいからといって、あごを引いて固める方向へ進むのはおすすめしません。
胸を張る・あごを引き続ける・肩甲骨を寄せて固める姿勢を当院がすすめない理由は、スマホ首・ストレートネックは首が原因じゃないにまとめています。
今日からできること
- 上を向くときは、あごを引かない
- あごを少し前に出して、まず斜め45度から
- そこからみぞおちを前に出して見上げる
- 痛みが出る範囲まではやらない・回数を稼がない
- つらい時期は、そもそも上を向かなくて済むようにする(物の位置を下げる、踏み台を使う、脚立に乗って作業面を近づける)
- 首をぐるぐる回さない・強く揉まない・ボキボキ鳴らさない
- 歩くときは、力を抜いて・ゆっくり・小股で——だいこく式歩き
上を向く回数そのものを減らすのも、立派な対策です。
何かを足すより、首に余計な仕事をさせないこと。
これが、当院がまずお願いしている「やらない努力」です。
こんなときは医療機関へ
- 上を向いたときに、めまい・ふらつき・吐き気が出る
- 腕や手のしびれ、力の入りにくさがある
- 上を向くと、しびれが手先まで走る
- じっとしていても痛む・夜間に強く痛む
- 強い頭痛を伴う・ろれつが回らない・物が二重に見える
- 転倒や交通事故のあとから痛い
こうした場合は、整骨院より先に医療機関(整形外科等)を受診してください。
診断・画像検査は医師の役割です。
当院は医療機関と役割分担しながら、体のケアでお手伝いします。
大黒整骨院の施術——上を向けない体になっている場所を探します
当院の関節ファシア整体は、痛む首だけを見ません。
主訴が首でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、首に仕事を集めている関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=動きを妨げる「引っかかり」)を探します。
見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、ファシアリリースで引っかかりを緩めます。
強い力や、ボキボキ鳴らす刺激は使いません。
正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。
背中や胸まわりが動きを取り戻すと、上を向く動作を首の一点で背負わずに済むようになり、体が本来持つ回復力が働きやすい土台が整います(※変化には個人差があります)。
枚方市で「上を向くと首が痛い」とお悩みでしたら、肩こり・首のピラー記事もあわせて、当院にご相談ください。
🟢 かんたんまとめ
- あごを引くのは、下を向く動きです。引いたまま上を向くと、無理な動きになって首を痛めやすくなります。
- 院長がお伝えしている向き方は、①あごを少し前に出して斜め45度 ②そこからみぞおちを前に出して天井を見上げる、の2ステップです。
- 上を向くのは首だけの仕事ではありません。首だけで見上げようとすると、一点に負担が集まります。
- 痛みが出る範囲まではやらないでください。つらい時期は、上を向かなくて済むように環境を変えるほうが先です。
- 向き方を変えても繰り返すときは、背中や胸まわりが動かなくなっていることが背景にあると当院は考えています。
- めまい・ふらつき・吐き気、手のしびれ、ケガのあとの痛みは、まず医療機関へ。
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院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30(月曜・日曜・祝日休診)
〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階
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