【枚方】高齢の親が交通事故に遭ったら——家族ができること

高齢の親が交通事故に——本人は「大丈夫」と言うけれど、本当に大丈夫?痛みを我慢しがちで、事故の症状を「年のせい」と混同しやすい高齢の方のために、家族が気づける変化・付き添いと記録のポイント・受診と手続きの流れを、枚方の大黒整骨院が整理します。

大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)

🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)

  • 高齢の方は、家族に心配をかけまいと痛みを我慢しがち。「大丈夫」の言葉のまま済ませないでください。
  • 事故のあとの不調は、「年のせい」と混同されやすい。事故の前との差に気づけるのは、毎日を知っている家族です。
  • 見た目が元気でも、まず警察への届け出と医療機関の受診を。症状が数日後に出ることは珍しくありません。
  • 家族ができることは3つ——受診の付き添い・変化のメモ・手続きの確認
  • 頭を打った・嘔吐する・ぐったりしている・意識がおかしい——このときは様子を見ずに救急受診です。

買い物帰りの親から、電話。

「ちょっと車と当たってしもてな。大したことないから、大丈夫や」

——高齢の親の交通事故で、家族が最初にぶつかるのは、この**「大丈夫」**です。

このページでは、高齢のご家族が事故に遭ったとき、離れて暮らす家族・同居の家族に何ができるかを、順番に整理します。

まず最優先——警察への届け出と、医療機関の受診

本人が「大丈夫」と言っても、警察への届け出と、医療機関(整形外科等)の受診は済ませてください。

事故の直後は、緊張や相手への気遣いで、痛みに気づきにくいものです。

そして、むちうちをはじめ事故の症状は、数日たってから出てくることが珍しくありません

早めの受診は体のためだけでなく、後から症状が出たときに「事故によるもの」として扱ってもらうためにも大切です。事故直後にやることの全体像は、事故後72時間でやるべき5ステップにまとめています。

頭を打った可能性があるとき——嘔吐する・ぐったりしている・意識がおかしい・けいれんがある場合は、様子を見ずに救急受診です。

事故のあと頭がぼーっとする・集中できないといった変化も、まず医師の診察を受けてください。診断・画像検査は医師の役割です。

なぜ高齢の方は、痛みを言わないのか

長く患者さんと接してきて感じるのは、高齢の方ほど、痛みを口にしない傾向があることです。

  • 家族に心配や迷惑をかけたくない
  • 「大ごとにしたくない」——相手への遠慮や、手続きへの気後れ
  • そもそも、「年のせい」だと思ってしまう

我慢は、その方の優しさや遠慮の表れでもあります。

だからこそ、「本人の申告」だけに頼らないことが、家族の側の心構えになります。

「年のせい」と「事故のせい」は、混同されやすい

高齢の方の多くは、事故の前から、腰や膝に何かしらの痛みを抱えています。

すると、事故のあとに痛みが強くなっても、「もともと悪かったから」「年のせいやから」と、事故と結びつけずに流してしまいやすいのです。

ご家族にできるのは、「事故の前と後の差」を具体的に思い出して、書き留めることです。

たとえば——事故の前は毎朝散歩に行っていたのに、行かなくなった。台所に立つ時間が短くなった。車の乗り降りに時間がかかるようになった。

どこまでが年齢によるもので、どこからが事故によるものか——その判断(診断)は医師の役割です。

ただ、以前との差が具体的に伝われば伝わるほど、診断の助けになります。

家族が気づける変化——見守りの目安

言葉で「痛い」と言わなくても、変化はサインとして現れます。事故のあとしばらくは、次のような変化に気を配ってみてください。

変化の種類
動作立ち上がり・歩き出しが遅くなった。手すりを使うようになった
外出散歩・買い物・習い事に行かなくなった
口数・表情口数が減った。表情が硬い。イライラしやすくなった
睡眠寝つきが悪そう。夜中に起きている
食欲食が細くなった
しぐさ首や腰をさすっている。振り向かない。同じ姿勢でじっとしている

「気のせいかな」と思ったら、日付を入れてメモを取り、医師に伝えてください。

日付入りの記録は、診断の場でも、保険の手続きでも役に立ちます。

付き添いでできること——「伝える」を手伝う

診察室に入ると、高齢の方はつい「大丈夫です」と言ってしまいがちです。

できれば、受診や通院に付き添ってください。

  • いつから・どこが・どんなときに痛むのかを、そばで補足する
  • 家で気づいた変化のメモを、医師に見せる
  • 通院した日付と、症状の変化を記録しておく

体のことだけではありません。慣れない手続きや保険会社とのやり取りは、高齢の方には大きな負担です。「一緒に確認してくれる人がいる」だけで、我慢して切り上げてしまうことを防げます。

手続きの話——分からないことは、確認しながらで大丈夫

手続きの基本は、高齢の方でも同じです。当院のブログの解説記事をご紹介します。

補償の内容は、契約や事故の状況によって異なります。細かな点は断定できませんので、警察と保険会社に確認しながら進めてください。

こんなときは、整骨院より先に医療機関へ

  • 頭を打った・嘔吐する・ぐったりしている・意識がおかしい(救急受診を)
  • 手足の強いしびれ・力が入らない・排尿や排便の異常
  • 発熱がある・じっとしていても強く痛む・夜間痛で眠れない

こうした場合は、整骨院ではなく、まず医療機関(整形外科・脳神経外科等)です。

診断・画像検査は医師の役割です。当院は医療機関と役割分担しながら、体のケアをお手伝いします。

大黒整骨院での対応——ご家族の付き添いも、どうぞ

高齢の方の施術も、医師の診断が前提です。

そのうえで、当院では院長が最初から最後まで専任で担当します。毎回同じ目で経過を見られることは、体の変化が言葉になりにくい方ほど、大切だと考えています。

施術は、強い力やボキボキ鳴らす刺激を使いません。関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシア(筋膜)の硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです——この点は、ご本人にもご家族にも、施術の前に正直にお伝えします(※感じ方には個人差があります)。

ご家族が付き添っての来院も、もちろん構いません。ご本人が説明しにくいことを、そばで補っていただけます。

自賠責での通院のしくみは、交通事故のむち打ち相談のピラー記事にまとめています。枚方市で、高齢のご家族の事故後の体にお悩みでしたら、ご家族からのご相談もお気軽にどうぞ。

🟢 かんたんまとめ

  • 高齢の方は痛みを我慢しがちです。「大丈夫」の言葉のまま済ませず、警察への届け出と医療機関の受診を済ませてください。
  • 事故の症状は数日後に出ることが珍しくありません。頭を打ったときは、様子を見ずに救急受診です。
  • 「年のせい」と「事故のせい」は混同されやすいもの。事故の前と後の差を、日付入りでメモしてください。
  • 受診・通院には、できれば付き添いを。「いつから・どこが・どんなときに」を伝えるお手伝いが、診断の助けになります。
  • 手続きの細かな点は、警察と保険会社に確認しながらで大丈夫です。分からないことは、当院にもご相談ください。

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大黒整骨院 大黒 充晴

交通事故の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴臨床23年

火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30月曜・日曜・祝日休診)

〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階

京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分

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