【枚方】腕を後ろに回すと肩がズキッ——その動きでやってはいけないこと
エプロンの紐、下着のホック、背中のファスナー——腕を後ろに回すと肩がズキッと痛む。固まらないようにと、痛みをこらえて後ろに回す練習をしていませんか。当院の考えでは、それがいちばんやってはいけないことです。枚方・大黒整骨院がお伝えします。
🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)
- 腕を後ろに回す動き(結帯動作)は、肩の関節だけでなく、肩甲骨と胸まわりの動きの合算でできています。
- どこかが動かないと、そのぶんのしわ寄せが肩の一点に集まって、ズキッとくる——これが当院の見立てです(私見)。
- いちばんやってはいけないのは、痛みをこらえて後ろに回す練習を繰り返すこと。負担を積み重ねます。
- 夜中にうずく・腕が上にも上がらない・急に悪化——そんなときは五十肩などの可能性もあるため、まず整形外科へ。
- 今日からできるのは**「やらない努力」**——痛い動きの反復をやめる・肩を強く揉まない・痛む側で無理に家事を続けない。
エプロンの紐を、後ろで結ぶとき。
下着のホックを留めるとき。
背中のファスナーに手を伸ばすとき。
肩の前が、ズキッとくる。
「固まったら大変」と、痛いのをこらえて、ぐるぐる回す練習——。
枚方市の大黒整骨院で、最初にお伝えしたいことがあります。
その練習こそ、いちばんやめてほしいことです。
腕を後ろに回す動きは「肩だけ」の動きではありません
手を背中に回す動きは、施術の世界で結帯動作(=着物の帯を後ろで結ぶ動き)と呼ばれます。
日常の動きの中でも、じつはかなり欲張りな動きです。
肩の関節が内側にねじれながら、腕が後ろへ伸びる。
同時に、肩甲骨が背中の上をすべり、胸まわり(胸郭)にもゆとりが要ります。
つまり、肩・肩甲骨・胸まわりの「合算」で成り立つ動きなのです。
どれかひとつでも動きが足りないと、そのぶんを残りの場所が肩代わりします。
しわ寄せが集まりやすいのが、肩の前や外側——ズキッとくる、あの場所です。
※これは院長の臨床経験に基づく当院の見方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。診断は医師の役割です。
「後ろに回すと痛い」でやってはいけないこと
当院が考える「やってはいけないこと」を挙げます。
① 痛みをこらえて、後ろに回す練習を繰り返す
「固まらないように」と、痛い動きを一日に何度も繰り返す方がいらっしゃいます。
でも、痛みが出る動きの反復は、負担を積み重ねます。
動かさないほうがいい、という意味ではありません。
痛みをこらえてまで、その方向へ頑張らないということです。
② 肩の前・外側を強く揉む
痛む場所は、しわ寄せを受けて頑張りすぎている側です。
強く揉んでも、しわ寄せを生んでいる下地は変わりません。
③ 肩甲骨はがし・タオルストレッチを我慢してやる
タオルを背中で上下に引くストレッチや、強い「肩甲骨はがし」。
痛みをこらえて行うと、かえって肩を守る緊張を強めることがあります。
④ 痛む側の肩で、家事を無理に続ける
洗濯物を後ろ手に取る、後部座席の荷物を取る——。
とっさに痛む方の腕を使う癖は、意識して減らしましょう。
反対の手や、体ごと向き直る動きで代用できます。
世間の常識 vs 当院の考え方
| よく言われること | 当院の考え方 |
|---|---|
| 固まらないように痛くても動かす | 痛みをこらえた反復は負担の積み重ね。頑張る方向が違う |
| 痛い肩を揉んでほぐす | 肩は頑張りすぎた側。当院は揉まない。原因は別の場所を探す |
| 肩の筋力が落ちたから痛い | 筋力が落ちたのではなく、使えていないことが多い |
| 年のせいだから仕方ない | 年齢は前提。でも肩甲骨・胸まわりの「動きの不足」には整えられる余地がある |
※表の右列は、院長の臨床経験に基づく当院の考え方(私見)で、科学的に証明された定説ではありません。
肩は「結果」——当院の見立て
なぜ、肩にしわ寄せが集まるのでしょうか。
デスクワークや家事で、背中は丸まったまま長時間固定されがちです。
肩甲骨まわりや胸まわりが動かない生活が続くと、後ろに回すという欲張りな動きのとき、よく動く肩の一点に仕事が集中します。
つまり、痛い場所(肩の前)と、原因の場所(肩甲骨・胸まわりなど)は別のことが多いのです。
だから、肩だけを揉んでも、ストレッチしても、戻ってしまう。
ストレッチで肩が変わりにくい理由は、ストレッチをしても肩こりが戻る理由で詳しくお伝えしています。
五十肩かどうかは、自己判断しないでください
「後ろに回すと痛い」は、五十肩(肩関節周囲炎)の始まりのサインとして知られる訴えのひとつでもあります。
- 夜中にうずいて目が覚める
- 腕が横からも前からも上がらなくなってきた
- 週単位でどんどん動かなくなる
こうした流れがあるなら、五十肩やその他の肩の病気の可能性を、まず整形外科で確認してもらってください。
診断・画像検査は医師の役割です。
五十肩については、五十肩で腕が上がらない・夜に痛むにまとめています。
今日からできること
- 痛みをこらえた「後ろ回しの練習」を、今日でやめる
- 肩を強く揉まない・強い肩甲骨はがしをしない
- 痛む側の腕でとっさに後ろの物を取る癖を減らす(反対の手・体ごと向き直る)
- 歩くときは、力を抜いて・ゆっくり・小股で——だいこく式歩き
何かを足すより、肩に余計な仕事をさせないこと。
これが、当院がまずお願いしている「やらない努力」です。
こんなときは医療機関へ
- 夜中にうずいて目が覚める・じっとしていても痛む
- 腕がどの方向にも急に上がらなくなった
- 転倒・強くひねったなど、ケガのあとから痛い
- しびれ・力の入りにくさが進んでいる
- 発熱や強い腫れを伴う
こうした場合は、整骨院より先に医療機関(整形外科等)を受診してください。
大黒整骨院の施術——肩に仕事を集めている場所から整えます
当院の関節ファシア整体は、痛む肩だけを見ません。
主訴が肩でも、足首から骨盤・背骨・首まで、全身の決まったチェックポイントを順に確認し、肩に仕事を集めている関節の微小なズレと、ファシア(筋膜=筋肉を包む膜)の硬結(=動きを妨げる「引っかかり」)を探します。
見つけたら、だいこく式関節モビライゼーションで関節の1〜2mmのわずかなズレを的確に整え、ファシアリリースで引っかかりを緩めます。
改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いてもらいながら動作の中で「引っかかり」を特定し、追加で整えることもあります。
正直にお伝えすると、関節を整える工程に痛みはほとんどありませんが、ファシアの硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです(※感じ方には個人差があります)。
肩甲骨や胸まわりが動きを取り戻すと、肩は一点で頑張る仕事から解放され、体が本来持つ回復力が働きやすい土台が整います。
枚方市で「腕を後ろに回すと痛い」にお悩みでしたら、肩こりのピラー記事もあわせて、当院にご相談ください。
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「肩こり・首の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30(月曜・日曜・祝日休診)
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