【枚方】肩こり・腰痛は「姿勢が悪いから」?——良い姿勢・ストレッチ・筋トレをすすめない理由
大黒整骨院(院長:大黒 充晴/柔道整復師・臨床23年)
「肩こりは姿勢が悪いから」「猫背を直さないとね」——よく耳にする言葉です。
良い姿勢を心がけ、ストレッチを続け、筋トレも頑張っている。なのに、肩こりも腰痛も、なかなか変わらない。
枚方市の大黒整骨院にも、そんな声が届きます。
今日は、世間の常識とは少し違う、当院の考え方をお伝えします。あくまで当院の見方(私見)として読んでいただければと思います。
「猫背・巻き肩=悪い姿勢」ではありません
まず、いちばん意外に思われる話から。
じつは、猫背も巻き肩も、もともと正常な形です。
背中の背骨(胸椎)は、もとから少し後ろに丸く弯曲しています。これは生まれつきの自然なカーブで、「丸い=異常」ではありません。
肩も同じです。肩甲骨は、肋骨のまるみに沿って、もともと少し前を向いて付いています。いわゆる「巻き肩」に近い位置が、本来の自然な形なのです。
これは当院の私見ではなく、一般的な解剖学で言われていることです。
では、なぜ世間では、その正常な形を「悪い姿勢」と呼んで、わざわざ胸を張る方向へ直そうとするのでしょうか。
当院は、ここに少し疑問を持っています。
「良い姿勢にすれば治る」とは限りません
「姿勢が崩れているから痛い」「良い姿勢にすれば治る」——これも、よく言われます。
でも、姿勢と痛みの関係は、じつは研究の世界でも「単純な原因とは言いきれない」とされてきています。
ですから、良い姿勢を気合いで作って固めることに、たくさんの労力をかけても、報われにくいことがある——というのが当院の見方です。
そして、正常な形を無理に変えようと力を入れると、呼吸が浅くなり、かえって体が緊張してしまうこともあります。
世間の常識 vs うちの考え
肩こり・腰痛によくすすめられることと、当院の考えを並べてみます。
どれも世間では「良いこと」とされますが、当院ではあえておすすめしていないものがあります。
| 世間でよく言われる | うちの考え(私見) |
|---|---|
| 猫背・巻き肩を直して「良い姿勢」に | もともと正常な形。無理に固めるとかえって緊張します |
| 体は柔らかいほど良い・ストレッチを続ける | 緩めすぎると“支え”が減ることも。その場は楽でも続けてしまいがち |
| 筋トレで体を鍛えれば治る | 痛み・しびれの時期は向きにくい(後で詳しく) |
| 良い姿勢を意識し続ける | 意識して固めるより、力を抜くほうが楽なことも |
共通しているのは、どれも「もっと頑張る」「もっと固める」方向だということ。
当院は逆に、頑張ってやることより、力を抜くことを大切にしています。
ストレッチを、あまりおすすめしない理由
ストレッチは、やると、その場は気持ちよく軽くなります。
ただ、当院では強くはおすすめしていません。
筋肉には、体を「動かす」働きだけでなく、体を「支える」という大事な働きがあります。立っていられるのも、座った姿勢を保てるのも、筋肉が支えてくれているからです。
緩めれば緩めるほど、この支えが減っていく——というのが当院の考えです。
たとえるなら、テントの支柱のようなもの。支柱を抜くと、テントは形を保てません。
「柔らかいほど良い」の行き着く先が、ぐらつきになってしまうことがあるのです。
よく「アスリートもストレッチをしている」と言われます。でも、トップ選手と私たち一般の体は、つくりがまったく違います。同じことをすると、一般の体には負担が大きいこともあります。
痛み・しびれの時期に、筋トレをすすめない理由
痛みやしびれがあるとき、当院では「マイナスをゼロに戻す」時期だと考えています。
ここで知っておいてほしいのは、筋力が足りないわけではないということ。
筋力はあるのに、関節のわずかなズレや筋肉のこわばりで、その力を「うまく使えない」状態になっている、という見方です。
立って歩ける筋力があるなら、痛み・しびれを取る上で、それ以上の筋力は必要ない——というのが当院の考えです。
むしろ、つらい時期に負荷をかける筋トレは、体に余計な負担になりやすい。
寝込んでいる人に「走って元気を出して」と言っても、かえってつらくなりますよね。それと同じです。
まずは、マイナスをゼロへ。体を鍛えて強くするのは、ゼロに戻ってからの話です。
※これは、運動そのものを否定する話ではありません。医師や専門家から指示された運動・リハビリは別です。あくまで「痛みが強い時期に、自己判断で頑張りすぎないで」というお話です。
では、何をすればいいのか
ここまで「やらないほうがいい」話が続きました。
では、何をすればいいのか。当院がおすすめするのは、とてもシンプルです。
力を抜いて・ゆっくり・何も意識せず、散歩感覚で“とぼとぼ”歩くこと。
大股で、かかとから、胸を張って——というモデルさんのような歩き方ではありません。むしろ逆で、だらだらで構いません。
体のかたよりは毎日少しずつ生まれます。気負わず歩くことで、その日の小さなズレを体が自分で整えてくれる、というのが当院の考えです。
あわせて、冷やさないことと睡眠を整えること。
やることは、これくらいでいいんです。
こんなときは医療機関へ
次のようなときは、整骨院より先に、整形外科など医療機関の受診を優先してください。
- 突然の激しい頭痛、手足の強いしびれ・麻痺
- 発熱を伴う、安静にしていても強く痛む
- だんだん症状が強くなる、これまでにない違和感がある
柔道整復師は医療機関ではありません。診断や検査が必要な状態の見極めは、医療機関の役割です。
大黒整骨院の施術
当院(だいこく式神経整体)では、こっている肩を強く揉んだり、ボキボキ鳴らしたり、電気や温熱に頼ったりはしません。
動いていただきながら、こわばりや負担を生んでいる「引っかかり」を手で見つけます。
そして、必要なところだけ、やさしく整えます。緩んだら、そこで止めます。
良い姿勢を作らせることも、ストレッチや筋トレを課すこともしません。目指すのは、力が抜けて、自分の治る力が働きやすい状態です(※変化の感じ方には個人差があります)。
「良い姿勢を頑張っているのに、よくならない」——そんな枚方市の方は、一度、力を抜いてご相談ください。
肩こりの背景を根本から見直したい方は、枚方で慢性肩こりを根本から見直すもあわせてご覧ください。
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「肩こり・首の原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・金・土 9:30〜12:00 / 13:30〜16:30(月曜・木曜・日曜・祝日休診)
〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階
京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分