しびれは「神経が押されているから」だけでは説明できません|枚方 大黒整骨院
圧迫が写っているのにしびれない人、手術で圧迫が取れたのにしびれが残る人、押している場所と感じる場所がずれる人——しびれを「神経が押されているから」だけで説明すると、合わない例が必ず出てきます。傷んだ神経は途中で勝手に発火すること、そして感じる場所と鳴っている場所は別だということを、枚方市の大黒整骨院が解説します。
🟢 この記事のやさしい結論(30秒でわかる)
- しびれを「神経が押されているから」だけで説明すると、臨床で必ず合わない例が出てきます。
- 画像で圧迫が写っているのにしびれない人。手術で圧迫が取れたのにしびれが残る人。押している場所と、感じる場所がずれる人。
- 傷んだ神経は、その途中で勝手に信号を出し始めます。健康な人の神経に電極を刺した研究で、実際に測られています。
- つまり——信号が出ている場所と、あなたが感じている場所は、別です。
- 両脚のしびれ・脱力・排尿排便の異常があるときは、様子を見ずに医療機関へ。
「神経が圧迫されているから、しびれるんです」
わかりやすい説明です。実際、そういうこともあります。
でも、この説明だけで通そうとすると、必ず合わない例が出てきます。
- 画像で圧迫が写っているのに、しびれていない人
- 手術で圧迫が取れたのに、しびれが残っている人
- 押している場所と、感じる場所がずれている人
枚方の当院にも、こうした方が来られます。
この記事でお伝えしたいのは、ひとつです。
しびれは「押されているかどうか」ではなく、「神経がどこで鳴っているか」の話です。
傷んだ神経は、途中で勝手に鳴り始めます
健康な神経は、先端のセンサーが刺激されたときにしか信号を出しません。
神経そのものは、信号を運ぶ電線であって、発生源ではないのです。
ところが傷んだ神経では、この電線の途中が、勝手に信号を出し始めます。
これは推測ではありません。健康な人の神経に細い電極を直接刺して記録した研究があります。腕の血流を一時的に止めて、また流したとき——約30秒後に自発的な発火が始まり、2分でピークに達しました。
そしてそのとき、被験者はまさにあの「ジンジン」を報告しています。
**しびれているとき、神経は本当に鳴っています。**気のせいでもなければ、心の問題でもありません。
鳴っている場所と、感じる場所は、別です
ここが、この記事のいちばん大事なところです。
信号が出ているのは、傷んだその場所です。
でも、あなたが感じるのは——その神経が本来担当している範囲です。
たとえば、おしりのあたりで神経が鳴っていても、感じるのはふくらはぎや足の裏。手首で鳴っていても、感じるのは指先。
「ここがしびれます」と指した場所に、発生源があるとはかぎりません。
だから、しびれる場所を揉んだりさすったりしても、多くの場合は変わりません。
鳴っているスピーカーを、叩きに行くようなものです。
これは当院がずっとお伝えしている「痛い場所に、原因があるとはかぎらない」という考え方の、しびれ版だと思ってください。
(一次資料の整理は、当院の治療家向けノートシビレは「神経が圧迫されているから」だけでは説明できないに置いています)
「正座のしびれ」と「長く残るしびれ」は、別のものです
ひとくちに「圧迫によるしびれ」と言っても、中身は一枚岩ではありません。
- 数分の正座でくるしびれ——血流が一時的に足りなくなったもの
- 長時間・強く圧迫されて起きた麻痺——神経を包む構造そのものがずれてしまったもの
前者はすぐ戻ります。後者は時間がかかります。
**起きていることが違えば、戻り方も違います。**だから「しびれ」とひとことで括って、同じ対処をすること自体に無理があるのです。
世間の常識 vs 当院の考え方
| 世間の常識 | 当院の考え方 |
|---|---|
| しびれる=神経が押されている | 押されていなくても鳴ることがある。圧迫は理由のひとつ |
| 圧迫を取ればしびれは消える | 取れても残ることがある。傷んだ場所が発生源になっている |
| しびれる場所に原因がある | 鳴っている場所と感じる場所は別。指した場所に発生源はないことが多い |
| しびれる場所を揉む・さする | 発生源でないところを触っている。当院は揉みません |
| 検査で異常なしなら気のせい | **神経は実際に鳴っています。**気のせいではありません |
※これは当院の臨床経験にもとづく考え方(私見)です。
当院の見立て——感じている場所ではなく、動いていないところ
当院が探すのは、あなたが指した場所ではありません。
動きの中で、本当に動いていないところです。
当院の施術は関節ファシア整体です。揉まない・ボキボキしない・電気や温熱に頼らない方法で、背骨や骨盤のわずかなズレを整え、触診で見つけた硬結=「引っかかり」をファシア(筋膜)リリースで緩めます。改善しにくい場合など、必要に応じて、実際に動いていただきながら動作の中で引っかかりを特定し、追加で整えます。
関節を整える施術に痛みはほとんどありませんが、硬結を緩める工程は痛みを伴うことが多いです。
大事にしているのは「どこを・どの方向へ・どの速さで・何秒」という刺激の精度です。効果の感じ方には個人差があります。
なお、**しびれを必ず消せます、とはお約束しません。**神経の回復には時間がかかりますし、診断は医師の役割です。
今日からできるのは「やらない努力」
やらないこと——しびれる場所を揉み込まない、強くさすらない。しびれを確かめるために何度も押して試さない(確かめるほど過敏になります)。同じ姿勢のまま長時間過ごさない。
そのうえで、まず何も考えずにリラックスして自然に歩くことをおすすめしています。力が抜けて、ゆっくり、小股になる——それは頑張ってつくる形ではなく、リラックスした結果として現れます。
体を冷やさないこと、眠ることも土台です。
先に医療機関へ——受診のサイン
次のサインがあるときは、様子を見ずに医療機関を受診してください。
- 両脚にしびれが出ている、脚に力が入らない、足首が上がらない
- 排尿・排便の異常が新しく出てきた
- おしり・内もも・会陰部の感覚が鈍い
- しびれが急に広がってきた、日ごとに範囲が増えている
- 顔と手足に同時に出た、ろれつが回らない、片側だけ急に力が入らない(緊急です)
- 糖尿病など、しびれの原因になる持病がある
診断は医師の役割です。診断がついて「様子を見ましょう」と言われた——でもしびれは残っている。その段階の方こそ、感じている場所ではなく動きの側から見立てます。枚方市の大黒整骨院へご相談ください。
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「神経痛・しびれの原因を見極め、その場しのぎでなく根本から整えます。改善後は約半数の方がメンテナンスへ移行されています(※変化には個人差があります)」
院長/柔道整復師(国家資格) 大黒 充晴(臨床23年)
火・水・木・金・土 9:30〜12:30 / 13:30〜16:30(月曜・日曜・祝日休診)
〒573-0027 大阪府枚方市大垣内町2-16-12 サクセスビル6階
京阪「枚方市」駅 徒歩8分 / 京阪「宮之阪」駅 徒歩7分